労働者国際連帯で戦争とめる大集会 日韓首脳の戦争会談と闘ってパククネ打倒へ進む民主労総 ともに朝鮮有事=侵略戦争阻止へ

週刊『前進』06頁(2703号02面01)(2015/10/26)


労働者国際連帯で戦争とめる大集会
 日韓首脳の戦争会談と闘ってパククネ打倒へ進む民主労総
 ともに朝鮮有事=侵略戦争阻止へ

(写真 「労働悪法・国定教科書・コメ輸入」のシンボルを燃やした【10月17日 チャンウォン】)

(写真 「私たちも正邪を区別できます」のボードを掲げる女子中学生【10月17日 ソウル】)


 11・1労働者集会には韓国・民主労総(全国民主労働組合総連盟)の代表団約30人が参加する。この日ソウルでは、朝鮮有事=朝鮮侵略戦争のための日韓首脳会談開催が予定されている。11・1集会は、これと真っ向から対決する労働者国際連帯の決定的な宣言の場となった。日韓労働者の団結の力で戦争を止めよう! 日比谷野音への大結集をかちとろう。

体制変革の呼びかけに農民なども続々と合流

 民主労総とパククネ政権との対決はますます激しさを増している。民主労総はゼネストの爆発を恐れる資本・権力の攻撃を必死に打ち破りつつ、11・14民衆総決起大会と11〜12月ゼネストへ進撃している。大中小を問わずすべての職場で資本・当局との対立が激化する中、これまでの闘いで解雇された労働者が先頭に立って各職場を巡回し、全労働者の一丸となった決起を訴えている。
 10月15日には「安易な解雇・一生非正規職の労働改悪阻止」を掲げて、公共運輸労組を中心に公共部門の労働者が一斉にストライキや職場放棄に立ち上がった。この民主労総を軸に、パククネ打倒の民衆総決起闘争本部が結成され、農民や学生など全人民の結集と決起が全国で始まっている。
 10月17日には韓国南部の昌原(チャンウォン)で、地域の労働者と農民1千人余が民衆大会を開き、11・14ソウルにともに上京して闘うという共同宣言を発した。農民の代表は、民主労総の掲げる「ひっくり返そう、財閥の世の中! 打ち倒そう、資本家の政府!」のスローガンを、今や農民も前面に掲げて闘う時だと発言した。そして「労働者とともに腐った世の中を覆し、民衆が主人になる世の中をつくろう」と訴えた。

独裁政権の美化を狙う歴史教科書攻撃に怒り

 韓国労働者階級のこの闘いは同時に、朝鮮半島における戦争の危機の深まりに正面から立ち向かう闘いとなっている。
 パククネの訪米とオバマとの首脳会談を受けて10月16日に発表された米韓共同声明は、北朝鮮に対して「全面屈服か戦争か」を突きつける激しい内容だ。続いて11月1日にはソウルで日韓両国の首脳会談が、朝鮮有事の作戦計画5015の発動に向けた文字通りの戦争会談として開かれようとしている。米帝・日帝とパククネは今や、民主労総を先頭とした韓国労働者人民の革命的決起を圧殺するためにも、戦争を必要としているのだ。
 こうした中で、歴史教科書問題がパククネと労働者人民との新たな対決点に浮上した。パククネ政権はこのほど、中学・高校の歴史教科書の記述が「左翼偏向」しているとし、「正しい教科書」を国定教科書として作り全国の学校で使用を強制する方針を打ち出した。その目的は、かつての軍事独裁政権時代の美化と復権にある。
 これに対して直ちに、全教組(全国教職員労働組合)を先頭に絶対反対の怒りが一斉にたたきつけられた。父母、市民団体も教育労働者とともに使用拒否を宣言。歴史学者もこぞって教科書の執筆拒否を宣言し、一挙に大闘争化している。17日にソウルで開かれた国定教科書阻止の集会では、全教組委員長が「軍事クーデターをやったパクチョンヒ元大統領の娘が歴史クーデターをやることを断じて許さない」と訴えた。制服姿の中学生や高校生も「私たちも正邪を区別できます」のボードを掲げて参加した。

威力あるゼネストこそすべての攻撃を阻む道

 今や、全産業で広がる解雇や賃下げ、非正規職化への労働者階級の怒りの全面的な爆発を土台にして、TPPに反対する農民の怒り、資本の収奪と更地化攻撃にさらされている都市住民の怒り、福祉切り捨てと闘う障害者や貧民、パククネによる治安弾圧や戦争の切迫に危機感を燃やす学生や知識人など、あらゆる怒りがパククネ打倒の一点で結合し、燃え上がろうとしている。それを可能にしているのが、資本・権力との絶対非和解を貫く民主労総の労働組合としての不屈の闘いだ。
 ハンサンギュン民主労総委員長は訴えている。「パククネの攻撃を粉砕するのは威力的なゼネストだ。本当に鉄道が止まり、電気とガスが、バスと貨物が止まるストライキを準備しよう。パククネが全労働者を資本の奴隷にたたき落とそうとしている今、ストが合法か否かはもはや問題ではない。『違法スト』の脅しを指導部の決断をもってのりこえ、絶対に勝利を切り開こう」
 大量整理解雇と200日を超えて闘う金属労組ハイディス支会の支会長は、「私たちの解雇撤回よりも、全労働者へのパククネの攻撃を阻止することがもっと重要だ。その中にこそ私たち自身の闘いの勝利もある」と、全組合員を前に訴えた。
 米帝・日帝とパククネは、11・14民衆総決起大会と民主労総ゼネストの爆発に心底からおびえている。今こそ日本の労働者が続いて立つ時だ。11・1全国労働者集会を民主労総ゼネスト連帯・戦争阻止の総決起の場として闘おう。

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