戦争絶対反対を体現して 鈴木たつお弁護士

週刊『前進』02頁(2716号01面03)(2016/01/21)


戦争絶対反対を体現して
 鈴木たつお弁護士


 ビキニ事件当時、私は新宿高校で生徒会書記長をしており、杉並の反核運動と連帯して生徒会決議を挙げて闘いました。
 今、韓国・民主労総の闘いがパククネを決定的に追い詰めている。労働法制改悪を絶対阻止するため1月23日に民主労総は大ゼネストに立ちます。この闘いを見た時に、日本の私たちがこの程度の闘いで満足できるか。できるはずがありません。
 昨年の戦争法阻止の国会闘争に決起した1千万人の人民と結合して日本の体制をひっくり返す力を持とう。民主労総は世界の労働者階級人民の先頭に立ち、戦争の危機の時代に労働者階級が進むべき道を示している。これと連帯するために私は立候補を決意しました。
 日本共産党は9月19日の戦争法強行採決の直後、「国民連合政府」をつくる、安保条約廃棄の方針は棚上げすると言いました。主権が侵害された場合にはアメリカとともに安保条約5条に基づいて戦争をやる、と。話が違う。「国民連合政府」は戦争をやるということです。戦争は主権という言葉によって起こされる。戦争とは1%の資本家や官僚のためであり、労働者人民には1ミリの利益にもならない。
 安倍は改憲を緊急事態条項から始めると、とんでもないことを言い出しました。ポイントは憲法停止です。麻生が「ナチスの手口に学んでうまくやろうよ」と言ったように、ナチスがワイマール憲法を葬ったのと同じ手口です。
 私は日本の人民が戦後70年培ってきた、憲法守ろう、戦争絶対反対ということを体現して闘う決意です。

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