動労水戸 組織拡大へ総決起誓う 新組合員参加し大会・旗開き

週刊『前進』04頁(2717号03面01)(2016/01/25)


動労水戸
 組織拡大へ総決起誓う
 新組合員参加し大会・旗開き

(写真 「動労水戸結成30周年を迎える今年こそ圧倒的な組織拡大を」という石井委員長の提起に組合員と支援は燃え立った【1月17日 水戸市】)

 1月17日、水戸市で動労水戸の第34回定期大会と16年団結旗開きが行われた。大子(だいご)支部・會澤憲一組合員のライフサイクル粉砕1・4ストライキの熱気を引き継ぎ、またMTS(水戸鉄道サービス)から新組合員の加入を受けて、士気高く打ち抜かれた。

青年の訴えに先輩も奮い立つ

 1・4ストで會澤さんは「おかしいことにはおかしいと言おう。自分のためだけでなく後輩やこれからの世代のために闘う」と鮮烈な決意表明と訴えを行った。組合結成から30年の激闘を勝ち抜いた先輩組合員は心を打たれ、そこに自分たちの決起の原点を見て奮い立っている。
 定期大会であいさつに立った石井真一委員長は「1月4日のライフサイクル粉砕のストに対する反応はこれまでになくよかった。青年の怒りが爆発した。JRは労働者に〝会社には逆らえない〟と強制してくる。これに反対の声を上げたことは決定的」と述べた。続けて、外注化について「MTSに出向させてそのまま退職させるのがJRの狙い。技術の継承はできていない。MTSプロパーに1年で仕事を覚えさせるのは無理というのが現場の感覚だ」と弾劾。常磐線の延伸には「平支部事務所、NAZENいわき、いわき合同ユニオンと力を合わせて闘う」と表明した。最後に「MTSから青年が動労水戸に加入した。今年はMTSでの春闘元年だ。すべてを組織拡大に向けて頑張ろう」と訴えた。
 来賓あいさつでは動労水戸支援共闘呼びかけ人代表の小玉忠憲さんが「JRは福島第一原発の北側、常磐線の小高駅から原ノ町駅までを通すつもりだ。仙台支社との闘いに入る」と述べた。福島から山形に避難している女性は「福島の鉄道の点検でどれだけの労働者が被曝させられただろうか」と怒りを表し、鈴コン闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人代表の花輪不二男さんは「鈴コンの勝利に続いて闘いを拡大していく」と決意を表明した。星野全国再審連絡会議共同代表の戸村裕実さん、地域の労組、動労総連合の発言が続いた。
 続いて、国分勝之副委員長が1年間の闘いを振り返り、「時代は大きく動き出した。私たちは、自らの30年の動労水戸の闘いと存在に自信を持ち、さらにさらに団結を拡大する闘いにうって出よう」と議案を提起した。高野安雄副委員長が情勢を、木村郁夫書記長が方針を提起した。
 討論に入り、家族会の辻川あつ子さんが「これからも家族も一緒に闘っていく」と発言。照沼靖功さんが3月ダイヤ改定との闘いの重要性を強調した上で、「昇進試験差別を訴える原告に加わる。JRの昇進制度そのものを粉砕する闘いにしていきたい」と訴えた。會澤さんが「東労組を嫌だと思う人に、動労総連合が選択肢になれるようにしたい。社会を変える一翼になれるように先輩方と一緒に闘っていく」と決意表明。大子支部は、1・4ストに対して東労組が組合としてはスト破りをできなかったことを報告した。
 最後に辻川慎一副委員長が閉会あいさつ。「今年が結成30周年。もう1回総括を深めたい。国鉄の仕事は危険だけど誇りのある仕事だった。しかし、資本が搾取しもうけるためにみんなの仕事を徹底的に軽視し誇りを破壊する。大子で起きたことは、東労組が今までのような支配ができなくなったということ。そうしたら労働者は自分で考える。動労水戸の闘いは必ず労働者に通用する」と締めくくった。
 さらに大会では、星野文昭さんを取り戻す決議が上げられた。
 大会後の団結旗開きでは、動労水戸に加入したMTSの青年が「これから先輩の皆さんと一緒に頑張ります」とあいさつ。三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんが市東さんの農地を守る会・茨城の結成に感謝を述べ、「日本が行った戦争への根本的な怒りが三里塚闘争の原点。これからも市東さんの農地決戦を闘い抜く」と決意表明した。動労千葉OB会の永田雅章会長が「明るく楽しい、これが労働組合だよね。これからも明るく闘っていこう」と激励の言葉を送った。

ライフサイクル阻止の大決戦へ

 翌18日、JRは會澤さんへのライフサイクル事前通知を強行した。攻撃は闘いをさらに拡大させる。大会と旗開きで組織拡大への総決起を決意した動労水戸は、勇躍16年の闘いに突入した。
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