団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2719号04面05)(2016/02/01)


団結ひろば 投稿コーナー

「A2-B-C」上映会が180人で大成功
 NAZEN品川 友川清志郎

 2013年に制作された映画「A2―B―C」(イアン・トーマス・アッシュ監督)はしばらくのあいだ、「上映禁止」の圧力の中、観ることができませんでした。
 しかし、監督・関係者の尽力、何よりも民衆の力強い後押しにより、本年1月17日、「日比谷コンベンションホール」にて上映にいたりました。
 私たちの予想をはるかに超え180人の参加があり、この社会をなんとしても変えなければとの思いの人びとでいっぱいでした。映画は「3・11」以後の福島の煮えたぎる怒りの叫びです。
 5年になる今でも、政府・東電は御用学者をつかい、逃げまわり、ひらきなおり、うそを重ねて一切の責任を放棄しています。
 福島の怒りを99%の立場から映像化したイアン監督に敬意を表します。「原発事故、被害者に『誰が』『どうやって』責任をとるか!」この悲痛な訴えに、スクリーンは「この現実をあなたがたはどうするのですか」と問い続けます。問題はまさにこの「現実」なのです。私の心に深く、深く突き刺さってきます。
 支配者にとっては民衆に絶対に見せてはならない映画としてあります。ならば必見の映画として皆さんに観てもらいましょう。全国のあらゆるところで上映運動をガンガン展開しよう。
 この映画を観て、年々増える「甲状腺がん」にたいして地域の拠点として取り組む「ふくしま共同診療所」を建設して良かったと思いました。また、それを支える膨大な労働者・労働組合が必要と感じました。
 「怒りの物質力」をたずさえ、安倍・1%、御用組合の幹部ども、こいつらに思いきりケリ入れて、風神のごとくバネをきかせ、腐りきったこの社会を変えてやろう。
 NAZEN品川は最先頭でどこまでも突っ走る。3・11福島現地(郡山)で会おう!

旗開き後の国鉄集会街宣で手応え十分!
 婦人民主クラブ全国協議会広島支部 伊豆ハルミ

 1月17日、婦人民主クラブ全国協議会広島支部は激動の2016年旗開きを行い、その後若手を中心に街頭に出て、広島支部の今年初めての行動として広島連帯ユニオンといっしょに、2・14国鉄集会の宣伝をしました。「ひっくり返そう!戦争と貧困の世の中を」の横断幕への注目度は抜群で、携帯で写真を撮る女性も。参加者一同、気持ち良くマイクをとりチラシをまきました。
 正月気分が残る日曜日の繁華街は、家族連れやカップルなどであふれ、一見、楽しそうに見えます。でも、この人たちの4割以上が非正規労働者で女性は6割がパートやアルバイト。二つ、三つも掛け持ちして一生懸命働き、生きているんだと思うと、訴えにも力が入ります。
 軽井沢のバス事故で2人の運転手と学生13人の命が奪われたこと、介護施設の転落事故の責任すべてが青年労働者にかぶせられることへの怒り、軍隊慰安婦問題の「日韓合意」は、安倍政権の居直りと朝鮮侵略戦争への地ならしだなどと訴えました。そして「戦争と貧困の安倍政権、命より金もうけの新自由主義を打ち破ろう! その展望を示すのが2・14国鉄集会です」と、参加を呼びかけました。
 街宣の終盤、全学連の女性のアジテーションを立ち止まって聞いていた3人組の女子学生(実は中学生だった)は、何度もうなずき、最後に握手を求めてきました。「若者から未来が奪われている現実、両親はもちろん学生もアルバイトをしないと生活費どころか学費も出せない今の社会を変えよう!」という訴えへの熱烈な共感でした。
 旗開きからの長丁場で、街頭で子どもが寝入ってしまったのですが、婦民会員がずっと優しくだっこして、その子のお母さんはおかげで明るく元気にビラまきとアジテーションをすることができました。女性たちの温かく強い団結の力が示された旗開きと年初の街頭宣伝でした。

『序局』を読んで動労総連合よく分かった
 東京 田久保 昌

 『序局』第11号が発行された。早速手にとって読んだが、面白くて一晩で全部読んでしまった。総タイトルに「戦争を阻む力は何か」とあるが、読んで感じたことは「戦争を阻む力は階級的労働運動の前進と国際連帯にある」ということだ。
 巻頭論文は、安倍の改憲攻撃の核心点を分かりやすく提起してくれているだけでなく、これと闘う際に1930年代の階級闘争の教訓、スターリン主義の問題を鋭く解明していて、大変勉強になった。
 動労総連合・新潟を結成した星野文男委員長の話は、何と言っても、国労で人生の大半を送ってきた一人の労働者が、60代半ばにして、若い非正規の労働者とともに、新たに組合をつくって一から階級的労働運動をつくり直していこうとしているエネルギーの力強さに圧倒される。闘いの正義性と勝利性、時代認識と路線への強い確信がそれを可能にしていると思う。すべての体制内勢力が屈服と転向の道を進んでいくのと対照的に、勝利の展望を持って、動労総連合建設に明るく前進する星野委員長。その新たな革命的挑戦に応えなければならないと思った。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
 また、十亀弘史さんの「介護を崩壊させる新自由主義」は、昨秋の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」での入所者の転落事故の問題の所在を明らかにしながら、介護労働現場の労働者の闘いの意義を明らかにする貴重なレポートで、実践的に役に立つ。
 葉山岳夫弁護士が新連載。三里塚闘争と動労千葉という「車の両輪」の闘いに、ほとんど最初から一貫して弁護団の中心で奮闘してきた葉山弁護士から、とことん学び、闘いの教訓を汲みつくしたいと思った。
 その他、どれも重要な論文や話なので全部推薦したいが、書ききれない。ともかくすごく考えさせられ、勇気付けられる雑誌である。

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