各地で団結固く春闘集会

週刊『前進』04頁(2733号02面02)(2016/03/21)


各地で団結固く春闘集会

千葉
 職場闘争報告次々と
 労働組合で闘えば勝てる

(写真 各産別での職場闘争の展開と拠点建設の大前進が報告された千葉春闘集会【3月13日 DC会館】)

 3月13日、ちば合同労組が主催する千葉春闘集会が67人の結集でかちとられた。
 千葉鉄道サービス(CTS)で働く動労千葉の組合員は、CTSによる就業規則改悪との闘いについて述べ、限定社員試験に合格しなければ最大5年で雇い止めになることを怒りを込めて断罪、職場は怒りの声が充満し「ストライキで闘いたい」という雰囲気になったと報告した。(集会の数日後、CTSは就業規則改悪の4月1日実施を断念した。労働者の怒りがかちとった大勝利だ)
 ユニオン習志野は、月給12〜13万円の低賃金で働く臨時的任用職員に対し、市当局が「3月31日を雇用期間から外しているので継続雇用ではない」「正規職になりたいなら試験を受けろ」と公言している事実を暴き、これへの決起が始まっていると報告した。
 介護職場で働く労働者は、17時間を超える長時間夜勤が月8回も行われている現実を報告し、「明け方には思考力が低下し、普段できることができなくなり、ストレスと怒りが入居者に向くことがある」と述べた。介護事故の原因は、介護労働者が過酷な労働を強いられていることにある。なのに船橋市は「法定基準を満たしている」「17時間労働も労働基準法の適用内だ」と言っている。現場労働者の闘いによってしか、労働者と入居者の命は守れないことが明らかになった。
 郵政職場で働く労働者は、郵政民営化以降、利益追求のみに走る郵政当局や、それに加担するJP労組を断罪し、職場を変えるために現場の仲間を組織し始めたことを生き生きと報告した。
 民間で働く労働者は、工場移転と全員解雇の攻撃に労働組合を組織して闘っていると報告した。
 集会は資本への怒りに満ちるとともに、労働組合で闘えば勝てる展望を示した。すべての職場闘争が安倍の労働法制大改悪との最前線の闘いだ。
(ちば合同労組・S)

広島
 非正規なくせ・安倍倒せ
 勢いあるデモと討論集会

(写真 「派遣法廃止、非正規なくせ」「朝鮮戦争絶対反対」を訴え繁華街をデモ【3月13日 広島】)

 3月13日、動労西日本や広島連帯ユニオンが呼びかけて「派遣法廃止・非正規なくせ・大幅賃上げ!改憲・戦争と労働法制改悪の安倍倒せ!3・13広島春闘行動」が行われた。
 午後1時に原爆ドーム前に集合し、繁華街のデモ行進に出発した。デモ解散後、八丁堀交差点で国鉄新署名と京大スト弾圧の6学生奪還を訴える街頭宣伝を展開した。
 春闘討論集会では、基調提起を広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長が行い、「戦争か革命かという二者択一のわかりやすい情勢に入った。動労総連合を先頭とした闘いが安倍を追い詰めている。国鉄新署名に全力で取り組もう」と訴えた。さらに「支部の団結を固め直して草津病院でこそ労働を奪還する」と決意を述べた。
 動労西日本の岡崎昭夫執行委員が印刷事業所廃止攻撃に対し第1波春闘ストを闘うと表明した。高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長は、外注化と非正規職化で経営を維持しようとする理事会と絶対反対で闘うと報告。広大生協労組は食堂の外注化に対し団結して運動をつくることの苦闘を語った。教労の仲間は広島・府中町の中学校で起きた生徒の自殺問題について、文科省・教育委員会による教組破壊と分断が原因だと暴露した。グループホーム「美泉」での入所者転落死亡事故の責任を青年介護労働者に押し付け、懲役3年を強制しようとする美泉資本・国家権力との闘いの報告がなされ、学校統廃合絶対反対で闘う安芸太田町の仲間が発言した。
 広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長が討論をまとめ、「組織拡大の困難を全体の団結で突破しよう」と述べ、すべてを組織拡大にかけて国鉄新署名に取り組むこと、全学連6学生奪還に全力を挙げ、民主労総ゼネストと連帯して朝鮮戦争阻止へ闘うことを確認した。
(広島連帯ユニオン・宮原亮)

岡山
 動労西日本先頭に
 〝今こそストが必要だ〟

(写真 岡山駅構内をシュプレヒコールを響かせデモ【3月13日】)

 3月13日、岡山で春闘行動を取り組んだ。正午から岡山駅前で、京大反戦スト弾圧6学生奪還の署名を集め、続いてJR西日本岡山支社を包囲し岡山駅構内を貫くデモ行進を貫徹した。午後1時30分からの春闘集会には20人が結集した。
 基調提起を岡大医学部職員組合の矢田範夫さんが行い、次の4点を確認した。①被曝労働拒否を闘う労組が先頭に立ち3・11反原発福島行動は成功した。②京大反戦スト弾圧の6学生即時奪還署名を職場に持ち込み、今こそストライキが必要だと訴えよう。③民主労総との連帯を貫き、辺野古新基地建設の和解策動を5月沖縄闘争で打ち破ろう。④動労総連合の全国的建設を軸に春闘を闘い、国鉄新署名運動を職場で組織しよう。
 動労西日本の山田和広書記長は3月31日に岡山支部を結成すると宣言した。
 自治労倉敷の百本敏昭委員長は「自治労岡山県本部大会で修正案を出して闘った。非正規職員を増やし人員削減を進める倉敷市長を打倒する。3月17日に春闘職場集会を行う」と発言し、岡大医学部職員組合の非正規労働者は「あと2年で雇い止めという現実がある。学長が進めるメディカルセンター構想を食い止める」と決意を語った。岡山マスカットユニオンの清水久美子委員長は「岡山で階級的労働運動をつくり出し、動労西日本と団結して闘う」と述べた。岡山・星野文昭さんを救う会事務局の植野忠さんが「今年も岡山で星野絵画展を開催する。4月27日の星野さんの誕生日にハガキを送ろう」と訴えた。
 会場からも活発な意見が出され、階級的労働運動で帝国主義を打倒する決意を固めた。
(動労西日本書記長・山田和広)

栃木
 戦争切迫と対決し
 京大弾圧への反撃誓う

 3月5日、栃木県宇都宮市で栃木16春闘集会が開かれた。韓国・民主労総ゼネストのビデオ上映の後、主催者あいさつを実行委員会の代表が行い、民主労総ゼネストとの連帯と2・14国鉄集会で国鉄闘争が新段階に入ったことを確認した。
 とちのきユニオンの代表が基調を報告し、今春闘は朝鮮侵略戦争が切迫する中での闘いであり、京大反戦バリストへの弾圧を許さない怒りの春闘だと強調した。正規も非正規もひとつに団結する新しい労働運動が求められていると述べ、①国鉄1047名解雇撤回・JR採用を求める新署名への取り組み、②外注化阻止・派遣法粉砕・非正規職撤廃、労働法制大改悪粉砕の闘い、③動労総連合を軸とする闘う労働組合の拠点建設を訴えた。
 討論では、弾圧の手先になった京大当局への怒りが巻き起こり、この間の弾圧の中に安倍の追いつめられた姿が見て取れると確認した。百万人署名運動や国鉄闘争全国運動、合同労組などから活発な意見が出された。
 集会後、JR宇都宮駅前で街宣を行い、全員で国鉄署名に取り組んだ。

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