6学生の新たな決意

週刊『前進』02頁(2734号01面02)(2016/03/24)


6学生の新たな決意


斎藤郁真君(全学連委員長 法政大学) 昨年国会で戦争法が通り、戦争が合法とされる時代となりました。迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧被告3人の有罪が確定し、法大での武田雄飛丸文連委員長に対する不当処分裁判では、「処分は正当」と判決が出された。こういう状況の中で「京大バリストは無罪」をかちとった。団結し時代を切り開けることを示した。こうなった以上7月選挙戦にも必ず勝つ! 新しい労働者の政党をつくり、世界の労働者・学生とともに、社会を根本からひっくり返す。学生自治会を復権し、京大に続き全国大学で反戦ゼネストへ全力で闘います。
作部羊平君(全学連副委員長 京大同学会委員長) 弾圧は労働者・学生の怒りで打ち破れると示しました。無数の檄文が全国から、徳島刑務所の星野文昭さん、暁子さんからも届きました。皆さんに支えられ、プロレタリア革命をやるという確信で完黙・非転向を貫きました。キャンパスでともに悩み闘った仲間がこの場にいることに感激しています。権力は、広範な人民の運動が動き出すことを恐れている。それを実現するためにもっと労働者・学生の存在に近づくことが新たな課題です。全力で闘います。
森幸一郎君(全学連書記次長 京都大学) みなさんとの一体感を感じながら完黙・非転向で闘ってきました。熊野寮の学生の連日決起には感動し、大きな支えとなりました。獄中に入れられるべきは山極総長だ。京大生の山極への怒りが噴き出ようとしている。第2の京大バリスト、全国大学のストへ向けて皆さんとともに闘います。
深田力君(革共同中央学生組織委員会議長 東北大学) 取り調べの刑事は、「お前が全部の責任を取れ」と繰り返し、「実際に威力業務妨害をやっただろう。機関紙やビラで誇示しているだろう」としつこく言っていた。われわれは今のブルジョア法のもとで「威力業務妨害」とされるストをやり、それが正当だと主張し、弾圧を粉砕したことでこの主張を敵に強制した。法は真理に勝てない。労働者・学生の行動、団結、情熱、怒りは必ず法をのりこえて進む。それがこの時代の行動原理です。京大・法大を先頭に、全国にストの嵐を巻き起こそう。
本慶圭佑君(京都大学) 全学連の3月決戦の様子が中にも生き生きと伝わってきました。3・3全国学生総決起集会での各大学と京大の仲間の発言を知り、「勝った」と確信しました。完黙・非転向は単に戦術ではなく、仲間との団結を守る闘いだと実感しました。京大の仲間には当局から呼び出しがきているということだが、学生との話し合いを一切拒否してきた山極総長に対しては、もう実力闘争しかない。組織を拡大し、4月に向け闘いましょう。
安澤和芳君(東北大学) 多くの人の力で奪還され、誕生日を外で迎えられるのがとてもうれしい。昨年秋にも不当逮捕されたが、いずれも不当弾圧を打ち破って不起訴で出てきたことは、とても重要です。偉大な京大バリストに続き、次は東北大での反戦スト実現へがんばります。

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