闘いは進む 青年の職場から 介護 自信を持って「新しい労働者の政党」訴えよう 東京 大空 茜

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週刊『前進』04頁(2755号03面04)(2016/06/13)


闘いは進む 青年の職場から
 介護 自信を持って「新しい労働者の政党」訴えよう
 東京 大空 茜


 今、東京では参議院選挙まっしぐらです。三多摩地区では国分寺に事務所を構え、「新しい労働者の政党をつくろう」と地域のみなさんにあいさつ回りを始めています。
 国分寺にはふくしま共同診療所とともに闘う「本町クリニック」があります。そこで院長をされている杉井吉彦さんが毎週、ふくしま共同診療所に通って診療されてきたことを地域回りで伝えると、「そんなことまでやっているんですか? すごいですね」「避難指示を解除して助成金を打ち切り帰還を強制しているなんて知らなかった」「子どもはみんなで守っていかなくちゃ」と言って、たくさんの方がカンパを寄せてくださいます。あるお店では、ふくしま共同診療所を宣伝する特設コーナーまでつくってくださいました。
 また、戦争反対の署名も38人面談して29筆も集まりました! 原発や戦争を推進する安倍政権に対する根底的な怒りを感じました。「こんな社会だからこそ新しい労働者の政党が必要なんです。鈴木たつおさんを応援してください」と言ってリーフを渡しています。
■闘いの拠点をつくって選挙戦に勝利しよう!
 そして私の職場でも選挙戦を通して組合を拡大したいと思います。
 私の職場では3月末で退職した職員がいまだ補充されておらず、慢性的な人員不足で過重労働が強制されています。その上、ついに賃下げ攻撃(一時金カット)が始まりました。働く誇りや喜びを奪い、低賃金にたたき込むことなんて絶対に許せません。
 これは安倍政権が掲げる労働法制の全面改悪、正社員ゼロ化攻撃そのものです。「経営不振」を理由にいずれ「一時金」という概念もなくしてしまうでしょう。4人に1人が75歳以上になる2025年の超高齢化社会到来のキャンペーンのもと、医療・福祉・介護が全面的に破壊されようとしています。少しでも安く雇いたい、これが資本家の本音であり「同一労働同一賃金」の本質です。このままでは労働者は殺されます。だからこそ、この社会を根本から変えていく新しい労働者の政党が必要なのです!!
 なかなか組合員を拡大できない現実をどう突破するか、三多摩地区で討論しました。「組織したい人を絞って徹底的に討論する」「闘争方針は職場のみんなと決める」という意見が出ました。
 早速、職場の青年と『前進』を読み、今の社会がどうなっているのかを討論しました。青年は「『前進』には知らないことがたくさん書いてあって勉強になる」と言って、職場闘争についても活発な意見を出してくれました。『前進』を読んで職場と社会がつながったのだと思います。
 選挙戦では『前進』を武器に、職場でも街頭でも「新しい労働者の政党が必要なんだ」と自信を持って訴えたいと思います。なんとしても鈴木たつおさんを国会に送り出し、新しい未来を一緒に歩いていきましょう‼

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