6・19星野解放全国集会へ(下) 日々闘い勝利していく 星野―沖縄は一体

週刊『前進』04頁(2755号04面02)(2016/06/13)


6・19星野解放全国集会へ(下)
 日々闘い勝利していく
 星野―沖縄は一体

(写真 基地撤去・沖縄ゼネストを訴えるデモが大きな共感を生んだ【5月14日 那覇】)


 「権力が無実を百も承知で無期を強い、40年投獄していることに対して、自らと家族、すべての労働者人民を信じ、その愛、絆(きずな)、団結を拡大発展させ、日々、勝利していく闘いは、......今、怒り、決起するすべての労働者人民の怒りと闘いを解き放ち、勝利をかちとっていくものになっています」(昨年9月徳島で開かれた星野全国総会への星野文昭同志のメッセージ)
 無実の政治囚として41年間を獄中で不屈に闘う星野同志の存在は、全国にわき上がる「日本死ね!」の怒りと一つになり、安倍政権を揺さぶっている。6月19日、怒りの沖縄県民大会と同日開催の「星野文昭さん解放全国集会」に総結集し、獄中41年を打ち破ろう。
 またしても、沖縄で許しがたい事件が発生した。米軍属の引き起こした20歳の女性の暴行殺害事件は、沖縄の現実を突き出した。沖縄の労働者人民の要求は、「綱紀粛正」でも「地位協定の見直し」でもない。米軍基地の即時撤去だ。基地の島=沖縄は同時に非正規の島=沖縄であり、いくら働いても生きていけない現実がある。

「生きる希望」

 5月15日に那覇市で開かれた絵画展と星野暁子さん講演会は大成功した。このことは、沖縄闘争を闘い今なお獄中にいる星野同志の非転向の闘いが、沖縄民衆の根底的な怒りと一つになり、沖縄全島ゼネストと星野同志奪還の展望を必ず切り開くことを示している。
 昨年を上回る勢いで全国で絵画展が開催されている。そこで星野同志の絵と暁子さんの詩は一つになり、初めて出会ったすべての人たちを獲得している。
 星野同志の不屈の獄中闘争(星野・暁子闘争)は、国家権力との絶対反対闘争を貫くことで、労働者階級人民は「愛、絆、団結を(取り戻し)拡大発展させ」ることができることを示している。星野闘争に触れた人びとは「生きる希望」を見いだしている。

弁護団長国会に

 星野闘争は今日、第1次、第2次再審闘争が切り開いた地平に立って、本格的に100万人の労働者民衆と結びついて星野同志を取り戻す段階に入っている。
 鈴木たつお星野再審弁護団長を押し立てた7月参院選は、16年星野同志解放へ、星野闘争の飛躍的な発展を決定的に促進する。星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議は、鈴木弁護団長を国会へ送るために、全国31の救援会の総力で闘っている。
 星野闘争は、無実の星野文昭同志の全証拠の開示を求める100万筆の署名を集める闘いを進めている。1月から発刊されている『星野新聞』は星野闘争が巨万の労働者民衆と現実に結合するための武器だ。
 星野闘争は巨大な階級の大地での闘いに飛躍しつつある。不屈の星野同志を先頭に全世界の労働者の闘いの先頭に立とう。6・19全国集会に全力で結集し、鈴木弁護団長を国会に送り出そう。

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獄中41年打ち破れ
星野文昭さん解放全国集会
 6月19日(日)午後1時開会
 デモ出発 4時
 上野公園野外ステージ(東京都台東区上野公園不忍池南側)
 主催 全国再審連絡会議

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