闘いは進む 青年の職場から 首都圏 街頭で「鈴たつ」旋風!労働者が次々と怒りの決起 村沢明夫

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週刊『前進』04頁(2757号02面04)(2016/06/20)


闘いは進む 青年の職場から
 首都圏 街頭で「鈴たつ」旋風!労働者が次々と怒りの決起
 村沢明夫


 参院選必勝へ全学連を先頭にした鈴木たつお街宣隊は「新しい労働者の政党をつくろう」を掲げ、燃えたぎる労働者の怒りと結び、「鈴たつ決起」の大旋風を巻き起こしています。
■私も労働者だ!
 ある駅頭では、「自分は労働者だ」「私も労働者だ」と街宣隊に声をかけていく労働者が何人もいました。「働いても働いても豊かにならない。非正規は休んだら給料が出ない。カレーに肉が入れられない!」と深く、激しい怒りが表明されています。
 またある駅頭では、自治体関連の下請けで働く40代男性の非正規労働者に出会いました。「前の会社は入札をとれず、その瞬間全員が解雇された。今の仕事は2年目。3人の子どもがいるが1年契約で、いつどうなるかわからない不安の中にある。インフラの維持にかかわる労働者にそういう思いをさせておいて、舛添は税金を財布のようにして使っている。本当に許せない!」と1時間近く語り、選挙スタッフに登録してくれました。
 鈴木たつおさんは、この労働者に「あなたのような労働者が半日でいい、不服従を宣言して職場から立ち上がった時に舛添なんか一発でふっ飛ぶんだ。一緒にやりましょう!」と真正面から訴えました。
 この労働者の職場には組合はあるが正規職の組合で、下請けや非正規職は入れないそうです。組合員にすら組織しようとしない体制内労働組合は、労働者に向かって本気で「一緒に闘おう!」とは言えません。動労千葉が「人も仕事もJRに戻せ! 闘って一緒にJRに戻ろう!」と訴えてストライキを闘い、CTS(千葉鉄道サービス)の非正規労働者を組織しているように、下請け・非正規職労働者の現実に怒り、自らが先頭に立って団結して闘う----これが「新しい労働者の政党」です。
■心から投票できる人についに出会った!
 さらに同じ駅頭で20代の青年労働者にも出会いました。昨年、解雇された時の出来事をきっかけに「思い出すだけで体調が悪くなる」という状況で、再就職活動すらできないと言います。ここまで追い込んだ資本を絶対に許せません。
 日本共産党にも相談に行ったそうですが、「そういうルールだから仕方がない」と門前払いに。「どの勢力も信用できないが、選挙では毎回公明党か共産党に入れていた」そうです。それが「心から投票できる人(組織)についに出会った」と言って、選挙スタッフに登録し、その場でビラ配布を始めました。
 他にも他党派の街宣をやっていた方が、その場で鈴木たつおさんの推薦人に決起するということもありました。決定的なことは、こうしたすべての人びとに『前進』が手渡されていることです。
 舛添を打倒した労働者民衆の怒りは、革命までけっしてやむことのない怒りです。街宣隊は労働者民衆の怒りと全面的に結びつき、街頭で「一個の大集会」をつくり出す闘いを継続します!

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