7・11耕作権裁判・千葉市内デモへ結集を! 三里塚芝山連合空港反対同盟

発行日:

週刊『前進』04頁(2761号04面03)(2016/07/04)


7・11耕作権裁判・千葉市内デモへ結集を!
 三里塚芝山連合空港反対同盟


 三里塚芝山連合空港反対同盟から7・11耕作権裁判闘争への決起を呼びかけるアピールが発せられた。「農地死守・第3滑走路阻止」の決意で、千葉地裁包囲デモに全力で立ちあがろう!(編集局)

 7月3日の50周年東京集会に続いて、7月11日(月)千葉地裁民事第2部において、市東孝雄さんの農地をめぐる裁判(耕作権裁判)が開かれます。反対同盟は、この日、法廷に先立って千葉地裁包囲デモを行います。闘う仲間のみなさんの参加を心より呼びかけます。
 耕作権裁判は現在、市東さん側が圧倒的に政府・成田空港会社(NAA)を追いつめて闘い続けています。市東さん側が求めている〝農地「買収」過程に関する交渉記録についての文書提出命令〟が2014年7月に確定していますが、NAAは提出を拒否して逃げ回っています。農地買収の違法が明らかになれば、NAAは「地主」と語ることができません。そうなれば、現在最高裁において争っている農地法裁判にも連動し、NAAが市東さんの農地明け渡しを求める根拠を失うのです。
 窮地に追い込まれたNAAを救済すべく最高裁・寺田体制のもとで新たに送り込まれたのが、検事3回、計8年を務めた内田博久裁判長です。
 7・11耕作権裁判は、内田裁判長の強権的な訴訟指揮を許さず、NAAを決定的に追いつめていくための極めて重要な闘いです。内田裁判長に対して市東さんと私たちの怒りを叩きつけ、「直ちにNAAの訴えを棄却せよ」の声を千葉地裁にとどろかせようではありませんか。
 7月参議院選挙や沖縄の「全基地撤去」の怒りに示されるとおり、安倍政権に対する怒りはいや増しに高まっています。
 私たちは7・3東京集会を画期として、三里塚50年の地平からさらに市東さんの農地をめぐる攻防に勝利して、安倍政権打倒へ皆さんとともに突き進みたいと思います。50周年集会を引き継ぐ第一波の闘争として、揺るぎない私たちの闘志を安倍・寺田―内田裁判長に突きつけていきましょう。
 皆さん、ぜひ結集をよろしくお願いいたします。

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7・11耕作権裁判・千葉市内デモ
 7月11日(月)
 千葉市中央公園(パルコ前)
 午前9時集会、9時20分デモ出発
 10時15分千葉地裁集合、10時30分開廷

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