8・14集会に参加を 戦後71年 改憲阻止の大運動つくろう

週刊『前進』04頁(2767号03面03)(2016/07/25)


8・14集会に参加を
 戦後71年
 改憲阻止の大運動つくろう


 日本帝国主義の敗戦から71年の8月15日を迎えます。今年は8月14日に、許すな改憲!大行動と8・15実行委員会の共催で「今こそストライキと国際連帯で改憲阻止の大運動を/国益と排外に憲法は屈するのか」と題して集会が行われます。主催者のアピールを紹介します。職場・地域の仲間とともに参加しよう。戦争と改憲に突き進む安倍政権を打倒しよう。(編集局)


 憲法改悪と戦争に反対するみなさまの行動に、心から敬意を表します。
 来る8月14日(日)、「許すな改憲!大行動」と「8・15実行委員会」の共催で、「今こそストライキと国際連帯で改憲阻止の大運動を」と題する集会を開催します。会場は、東京・虎ノ門のニッショーホール(12時開場、13時開会)です。みなさまの賛同と参加をお願いします。
 許すな改憲!大行動は2014年8月17日に結成集会を行い、15年7月5日には「改憲・戦争・原発・貧困の安倍をともに倒そう」を掲げて集会を行いました。14年は、集団的自衛権行使の7・1閣議決定を弾劾する集会として、15年は、戦争法反対の国会行動が闘われる最中、安倍の「戦後70年談話」を打ち砕く集会として、ともに大きな成功をかちとりました。
 8・15実行委員会は、戦後50年の1995年以来、毎年、「憲法は国益と排外に屈するのか」をテーマに「8・15集会」を重ねてきました。この2団体が呼びかける今年の集会は、安倍政権の改憲攻撃との本格的な対決を宣言する大きな意義をもつ集会となります。
 先の参議院選挙では、許すな改憲!大行動の代表呼びかけ人の一人である鈴木たつお弁護士が立候補し、改憲・戦争絶対反対の16187票を獲得しました。鈴木弁護士が訴えたことは、議会選挙の枠をも超えた社会の根底的な変革----「資本主義はもう終わりだ! 労働者の団結した力で革命をやろう」ということでした。「改憲勢力3分の2」情勢は、何ら絶望的状況ではありません。沖縄・福島(現職閣僚の落選)、鹿児島(県知事選で自公推薦候補の落選)のように、重大な対決点で安倍・自民党は敗北しています。
 安倍は、自らの任期(18年9月)のうちに、あるいは任期を延ばしてでも、改憲―9条破棄を狙っています。いよいよ本格的な改憲阻止の闘いにうって出るときが来ました。
 改憲・戦争をとめる力は、ストライキと国際連帯です。ストライキ・ゼネスト、巨大なデモと暴動が世界を覆っています。私たちは、動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)を先頭とする日本の闘う労働組合と、韓国・パククネ政権の労働破壊(労働法制解体と労働運動弾圧)にゼネストで対決する民主労総との国際連帯を、本集会でさらに大きく発展させます。朝鮮半島をめぐる戦争が切迫する今、きわめて重要な意義をもつ集会です。
 みんなの力で8・14集会を成功させ、安倍を倒しましょう。
 2016年7月15日

改憲・戦争・原発・首切り許さない大行動(許すな改憲!大行動)
戦後50年を問う労働者・市民の集い全国統一実行委員会(8・15実行委員会)

【呼びかけ人】西川重則(平和遺族会全国連絡会代表)/葉山岳夫(弁護士)/高山俊吉(弁護士、憲法と人権の日弁連をめざす会代表)/鈴木たつお(弁護士)/杉井吉彦(国分寺本町クリニック、ふくしま共同診療所医師)/吉本伸幸(東京西部ユニオン委員長、鈴木コンクリート分会書記長)/椎名千恵子(3・11反原発福島行動実行委員会)/斎藤郁真(全学連委員長)

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今こそストライキと国際連帯で改憲阻止の大運動を
――国益と排外に憲法は屈するのか――
8・14大集会
 8月14日(日)正午 開場、 午後1時 開会
 ニッショーホール(日本消防会館2F)
●記念講演 鈴木達夫(弁護士)
 「改憲と戦争に絶対反対」
●特別報告 民主労総ソウル地域本部
●呼びかけ人から 西川重則さん (平和遺族会全国連絡会代表)
 「戦争は国会から始まる―国会傍聴17年」
●コント 松元ヒロ 「われら99%≫国会3分の2」(仮題)
●発言 福島・沖縄から/労働組合から/学生、その他
●ビデオ 「激動する世界・ドキュメント参院選」
 共催 許すな改憲!大行動/8・15労働者・市民のつどい実行委員会

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