星野さんの11・6集会へのアピール 国境越えた団結とゼネストで今こそすべてを奪い返す時だ

週刊『前進』04頁(2795号03面02)(2016/11/07)


星野さんの11・6集会へのアピール
 国境越えた団結とゼネストで今こそすべてを奪い返す時だ

(写真 星野文昭さん 71年11・14沖縄返還協定批准阻止・渋谷暴動闘争戦士。デッチあげ殺人罪で87年に「無期懲役」判決確定。96年に第1次、09年に第2次再審請求。12年3月棄却決定に対し異議申し立て中。徳島刑務所在監、獄中42年。70歳。)

11月共同行動は新たな地平開く

 資本主義は、1%のみのために、全世界の労働者人民を総非正規と戦争に突き落とす以外になくなっています。完全に労働者人民に敵対する彼らを労働者人民の怒りで包囲し、団結した力で打倒し、すべてを奪い返す情勢です。
 日韓の国際連帯で、資本の攻撃と朝鮮戦争を止める11月共同行動は、その闘いのまったく新たな地平を開きます。
 全存在をかけた絶対反対・ゼネストを貫いて、団結を民衆に広く拡大し発展させることによって、労働改悪を阻止し、朴政権の国政選挙惨敗をかちとり、今、団結破壊・犠牲集中の成果主義と、朝鮮半島と人類の破滅を強制する戦争を、ゼネスト・民衆総決起で阻止し、労働者国家を展望する民主労総の闘いが展開されています。
 反合・運転保安闘争を核心に国鉄分割・民営化と絶対反対で闘い、団結の拡大・発展で勝利を開き、今、労働法制改悪と改憲・戦争を阻止するゼネスト、総決起へ向かう動労千葉・階級的労働運動の闘いが展開されています。
 この両者の11・6―11・12共闘は今、膨大な過剰資本をかかえた資本主義がなお金もうけのために、労働者人民に生きられないほどの犠牲と戦争を強いる以外になくなっていることに怒り、決起している全世界の労働者人民へ、国境を越えひとつに団結し総決起することを呼びかける画歴史的な闘いです。
 そのような闘いとして、11・6―11・12共闘を国際連帯をかかげた日韓の労働者人民の総力で闘おう。(中略)

日・韓・世界中の政治犯の解放を

 それらの、資本・権力の搾取・収奪と戦争の攻撃との闘いを、全世界のひとつの労働者階級・人民、自らの闘いとして絶対反対を鮮明に階級的団結・決起によって勝利していくことを通して、全世界の労働者人民の団結・人間的共同性、その組織体としての職場の労組、地域のソビエトと労働者の党を一体的に拡大・発展させ、労働・生産を武器にゼネスト・総蜂起へ発展することによって、自国政府と全資本・権力を打倒し、すべてを奪い返そう。
 人間労働を奪い返すことを通して人間的共同性を奪い返し、それを全面的に発展していくことを通して、人間本来の人間性、共同性、創造性に満ち満ちた誰もが人間らしく生きられる社会を実現していこう。戦争に反対し、その力で、ハンサンギュン委員長の解放をかちとろう。
 70年に決起し、無実の無期・42年投獄を強いられていることをはね返し、獄中にあってともに闘う星野の解放をかちとろう。日・韓・世界の全政治犯の解放をかちとろう。資本・権力のあらゆる弾圧を粉砕・無力化してともに勝利ヘ進もう。そして勝利しよう。

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