パククネ退陣求め11・12に大規模集会 民主労総ソウル地域本部統一委員長キムソンハンさん

週刊『前進』02頁(2796号01面02)(2016/11/10)


パククネ退陣求め11・12に大規模集会
 民主労総ソウル地域本部統一委員長キムソンハンさん

(写真 ゼネストを継続し11月12日の民衆総決起を準備する韓国・民主労総から35人が参加)

 韓国では現在、無能腐敗の政権と資本の新自由主義攻撃に対する民主労総組合員同志たちと民衆の闘争があちこちで起き、最近では非理腐敗権力パククネの「チェスンシル・ゲート」事件の衝撃の中で、大統領の下野を要求するローソク集会が連日続いています。
 民主労総は来る11月12日、公共機関の成果退出制阻止・貨物市場構造調整阻止・サード配置阻止・セウォル号引き揚げ・警察の放水銃発射でペクナムギ農民の命を奪った責任者の処罰・その他多くの労働者民衆の要求のために、ソウルで20万人が集まる大規模集会を準備しています。
 日本でも新自由主義構造調整・外注化・非正規職拡大が社会的問題になっています。
 韓国政権と資本は、日本の資本家の後に続いて、国民の生命を尊重せずに公共機関私有化・医機関民営化・非正規職拡大・構造調整を持続的に試みています。
 正義から抵抗する労働者民衆を放水銃を発射して死に至らしめたことへの労働者民衆の怒りは、きわみに達しています。
 国民の生命と安全を考えない韓国政府は、南北関係を交流から戦争挑発へと極端化させており、国民の反対にもかかわらずサード配置を全面化しています。
 日本の戦争法通過で、自国に被害が及ばなくても日本が戦争に介入する可能性が出てきました。これは本当に危険な発想であり、韓半島だけでなくアジア全域が戦争の危険にさらされる状況に至るかもしれません。
 われわれ労働者民衆は戦争を願いはしません。われわれは平和で自由な世の中をつくっていくことを望み、自由と平和を守るために労働者が先頭に立って闘わなければならないと思います。
 ここに集まられた世界の労働者民衆の皆さん。われわれが先頭に立って闘い、戦争を防ぎ、新自由主義構造調整を阻止しましょう。
 万国の労働者よ、団結せよ! トゥジェン(闘争)!

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