植木団地追い出しを許すな 11・27全国闘争に結集を

発行日:

週刊『前進』04頁(2797号04面04)(2016/11/14)


植木団地追い出しを許すな
 11・27全国闘争に結集を

(写真 11・6労働者集会の後、大阪北部ユニオンなどの仲間とともに植木団地労働組合が銀座をデモ)

 2013年に大阪府高槻市が植木団地で園芸を営む労働者に一方的に立ち退きを通告し、その期限とした14年11月30日から2年になろうとしている。団結し、卑劣な切り崩しをはね返して自主管理闘争を続ける全国水平同盟高槻支部と植木団地労働組合が11・27植木団地闘争2周年全国闘争を呼びかけている。全国から結集しよう。(編集局)

 高槻市と部落解放同盟富田(とんだ)支部が一体となって襲いかかってきた問答無用の植木団地追い出し攻撃を、絶対反対と階級的団結で迎え撃った植木団地の闘いは、3年目に突入します。
 私たちが明るく元気に闘っている植木団地労働組合自主管理闘争は、植木・園芸労働者の誇りをかけ、労働者を信頼し、その団結に依拠し、生きぬく闘いです。そして、高槻市による労働者を分断する部落差別攻撃を打ち破り、「命より金」の新自由主義を打ち倒す新たな部落解放運動の火柱となって、地域に団結を拡大し、高槻市と解放同盟富田支部を追い詰めています。
 富田の解放住宅である富寿栄(ふすえ)住宅の建て替え計画の策定が、2年近く延期されていることが明らかになりました。富寿栄住宅の建て替えとは、部落の血の入れ替え、共同体としての部落を解体する更地化攻撃です。植木団地は、富田地域の住民が、1970年代の労働者階級の闘いと一体となり、「生きさせろ」「仕事をよこせ」と団結して闘いとったものです。高槻市は、富寿栄住宅の更地化を強行するために、植木団地の団結をつぶし、問答無用で追い出そうとしているのです。
 追い出し絶対反対・階級的団結の植木団地の闘いが、悪らつな更地化攻撃をぶっ止めているのです。3年目の植木団地闘争を、2018年に向けて沸き起こる、労働者人民の朝鮮戦争反対・労働法制解体反対の闘いと団結し、一体となって闘います。階級の団結の力で更地化に対する富田地域住民の怒りを解き放ち、全国水平同盟高槻支部を本格的に建設する決意です。
 11月27日、植木団地追い出し絶対反対2周年全国闘争に結集しましょう。全国水平同盟と闘う労働組合の団結した戦闘的隊列を、富寿栄住宅―富田地域に登場させましょう。
 11月1日
全国水平同盟高槻支部
植木団地労働組合
   ◇   ◇
植木団地追い出し絶対反対! 安倍を倒せ!
11・27植木団地闘争2周年全国闘争
 11月27日(日)午後1時植木団地(大阪府高槻市川添1丁目)
 *行き方/JR東海道線高槻駅、阪急高槻市駅から高槻市営バス「富田団地行き」で「富田団地中央」下車、北西へ徒歩5分
 *集会後、富寿栄住宅までデモ
 主催/全国水平同盟高槻支部、植木団地労働組合
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