安倍とパククネを共に倒せ
　日本各地で連帯行動

　11月30日の韓国民衆ゼネストに応え、日本の全国数十カ所で連帯行動が闘われました。（東京は前号既報）

●仙台
　仙台市では、みやぎ連帯ユニオン、東北大学学生自治会を先頭に街頭宣伝に立ち、「日本でもゼネストに立ち上がろう！」「パククネ政権を支え戦争に突き進む安倍政権を打倒しよう！」と訴えた。
　韓国ゼネストと12・10常磐線開通反対を訴えた動労水戸のタブロイド紙５００部が次々と手渡される中、討論の輪がいくつもでき、多くの労働者が署名に応じた。

●福島
　福島駅前と郡山駅前の２カ所で民主労総ゼネスト連帯行動を行った。
　福島駅前では訪韓闘争ＤＶＤを上映し、『前進』とタブロイド紙を配布。被曝と帰還の強制反対署名にも積極的な反応があった。

●群馬

　群馬合同労組と同支援共闘会議が連帯デモ（写真）を貫徹した。この日を新たな出発点として労働者の力で社会を変え、職場を変える闘いを開始しようと、25人が力いっぱい声を上げた。
　地方つぶしと「エキナカ」事業で、高崎駅周辺でさえ人影もまばらな中でデモ隊は目立ち、宣伝カーの声が響き渡る中、タクシーや路線バスの運転手からエールが送られた。デモ終了後、総括と12月総決起の決意表明を共有した。

●埼玉
　埼玉労組交流センターと一般合同労組さいたまユニオンは、韓国・民主労総ゼネスト連帯行動に決起した。
　大宮駅での街頭宣伝では、訪韓闘争に参加した大宮の郵政労働者が、韓国の闘いがパククネ打倒に進む中「日本でのゼネストが待ったなしに問われている」と訴えた。
　デモには労働者・市民が手を振って応え、残業中の労働者がビルの窓を開けて熱心にコールに聞き入っていた。

●千葉
　千葉市のＤＣ会館で韓国民衆ゼネスト連帯集会を行った。動労千葉の田中康宏委員長は「韓国では革命が始まった。核心は、民主労総が闘いを牽引（けんいん）していることだ」「国鉄決戦と都労連決戦で改憲・戦争を阻止し、民主労総のような闘いをつくり出そう」と熱烈に訴えた。
　ユニオン習志野など各団体が発言し、12月総決起から２０１７年への決意を打ち固めた。

●神奈川

　韓国民衆ゼネスト連帯行動を、横浜と相模原の２カ所で行った。
　桜木町駅前街宣では訪韓闘争に決起した動労神奈川の青年労働者、自治体労働者、教育労働者をはじめ労働者が次々とアピールし、その後50人で商店街へのデモ（写真）を行った。ＪＲ相模原駅前街宣と米陸軍相模補給廠（しょう）デモではビラや『前進』の受け取りがよく、朝鮮戦争切迫情勢下で闘いの方針と結集軸が求められていることがよく分かった。

●関西

　関西労組交流センターと全学連が大阪・中之島で「韓国民衆ゼネスト連帯！パククネと安倍はやめろ！」集会とデモ（写真）を行った。
　集会に先立って、大阪市役所前で訪韓闘争ＤＶＤの路上上映会にチャレンジ。退勤途中の労働者が足を止めて見入り、韓国労働者の闘いに圧倒的な共感が生まれた。
　関西労組交流センターの木下浩平事務局長が基調報告を行い、大阪市職の労働者と全学連の決意表明を受け、梅田までのデモを闘いぬいた。

●中国・四国

　広島市で30人が原爆ドーム前に集まり韓国民衆ゼネスト連帯集会とデモ（写真）を行った。
　広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長の司会で始まった集会では、高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長が基調を提起。動労西日本、婦人民主クラブ全国協広島支部、広大学生自治会などが闘う決意を述べ、市内デモに出発した。多くの市民が注目し、沿道ではビラと『前進』が約２００部配布された。『前進』を購入した若者はデモに合流し、「熱い気持ちが伝わってきました」と感想を述べてくれた。
　岡山市、松山市、徳島市などでも動労西日本や地域の合同労組などが街宣活動を行った。

●九州
　福岡では12月１日、西鉄大橋駅前で、福岡県労組交流センター、合同労組レイバーユニオン福岡、百万人署名運動福岡県連絡会が駅頭ビラまき行動を行った。
　訪韓した仲間を先頭に「韓国では革命が始まっています。韓国の労働者民衆のような闘いで安倍を倒そう」と熱烈に訴えた。反応はすこぶるよく、用意したビラや『前進』はすべてまききった。

●沖縄
　沖縄は27日に訪韓ＤＶＤ上映と訪韓報告を行い、30日当日は県庁前で街頭宣伝に立った。
　「沖縄の青年・学生も立ち上がろう」という沖縄労組交流センターの労働者と沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長の訴えは注目を集め、海外からの観光客も話しかけてきた。
　県庁労働者が多く退勤する中、１時間弱で『前進』５００部が手渡され、韓国の闘いが沖縄の労働者階級にも大きなインパクトを与えていると実感する行動となった。