韓国に続き安倍政権打倒へ突き進む革共同にカンパを

週刊『前進』04頁(2805号03面03)(2016/12/12)


韓国に続き安倍政権打倒へ突き進む革共同にカンパを

日本でゼネスト実現する

 『前進』読者のみなさん。支持者のみなさん。韓国からプロレタリア世界革命の扉が開かれました。これを引き継ぎ、日帝・安倍打倒の日本革命へ向かって断固として突き進むための圧倒的カンパを訴えます。
 韓国の11・30民衆ゼネストは「社会を止める」巨大な闘いとなって爆発しました。日本においても各地で連帯行動が闘われました。この韓国の革命情勢に対して、日韓両政府は、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結を強行しました。朝鮮侵略戦争に突入することで革命をつぶそうと狙っているのです。絶対に許してはなりません。
 韓国での革命の開始を本格的なプロレタリア革命として成し遂げるため、革共同はともに闘います。それは、何よりも日本においてわれわれ自身がゼネストを実現することです。それこそが真の国際連帯です。
 革共同はその闘いを猛然と開始しています。韓国や世界で起きている全事態をもっともっと全民衆に伝え、職場・地域で宣伝・扇動の飛躍を圧倒的に成し遂げる必要があります。多くのビラ・宣伝物をつくり、大中小の集会・学習会を実践し、闘争を組織し、権力・資本の弾圧を粉砕して、仲間との階級的団結を固めていく決意です。闘いのすべての土台は、なんと言っても財政です。世界革命の扉が開かれ、世界史の新段階・分岐点に立った今、その必要性は死活的かつ絶対的になっています。これまでと次元を画する圧倒的なカンパを訴えます。
 アメリカでのトランプ登場は、新自由主義の崩壊をさらに自滅的・破壊的に促進させます。世界史を世界大恐慌と世界戦争の時代へと、よりいっそう激動に突入させるものです。トランプ打倒の全米でのデモはアメリカ革命の始まりです。
 日帝・安倍のすさまじい危機は隠しようもなくなっています。アベノミクスが崩壊している中で、TPP(環太平洋経済連携協定)が破綻し、「北方領土」問題ではロシアから相手にされず、ベトナムへの原発輸出も頓挫しました。

動労総連合が力強く前進

 階級的労働運動を軸にした国際連帯の前進は、世界中の鉄道労働者の闘いにかかっています。日本では、動労千葉・動労水戸―動労総連合の闘いが、体制内労働運動による妨害を突き破って力強く前進しています。
 千葉では過酷な労働条件で動労千葉組合員が仕事中に意識を失う事態も生まれています。近鉄奈良線では青年労働者が高架から飛び降りて自殺を図る事件も起きています。JRがトイレにも行かせないで生理現象を理由に処分を出したことに、黙っていたら殺されると現場から怒りの声が噴出しています。また運転士と車掌を兼務させる極限的な合理化で安全無視、殺人労働を強いています。会社と一体化したJR東労組カクマルがJRの手先になっているからです。JR東労組傘下の労働者からも反乱が起こっています。
 動労水戸は被曝労働拒否を掲げ12・10常磐線開通阻止の大闘争に決起しています。帰還を強制する政府に対するフクシマの根底的怒りを体現した闘いです。この闘いが動労総連合全体の闘いとしてぶち抜かれ、都労連労働者の決起と結合して、小池打倒の都労連決戦の情勢をつくり出しています。豊洲移転に対する都労連労働者の怒りはそのことを示しています。
 国鉄闘争を軸にあらゆる闘いがひとつになり、日帝打倒に向かう闘いが開始されています。三里塚でNAAと最高裁が一体となり農地強奪に乗り出してきたことは、労農連帯の威力がいよいよ発揮されることへの支配階級の恐怖の表れです。12・4緊急三里塚現地闘争は安倍を圧倒しました。11・27星野集会は星野奪還の決意と団結を固め合う新たな出発点になりました。

弾圧に屈しない革命党を

 労働者の怒りは、ハンサンギュン委員長をはじめ世界中の政治犯を奪還する運動となり、国境を越えて燃え上がっています。監獄に行くべきは全学連を襲撃した警視庁公安であり、豊洲移転の真犯人=石原です。
 非合法・非公然体制は革命情勢の時代にこそ威力を発揮します。どんな弾圧にも絶対に屈しない本物の革命党は労働者階級に依拠することでしか実現できないし、労働者階級に依拠することが勝利の道です。プロレタリア革命の勝利をたぐり寄せるカンパを、重ねて訴えます。
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