森友学園事件 労組の決起で安倍倒そう 戦争と民営化利権を許すな

週刊『前進』02頁(2830号01面03)(2017/03/23)


森友学園事件
 労組の決起で安倍倒そう
 戦争と民営化利権を許すな


 森友学園事件は安倍―極右団体「日本会議」総ぐるみの犯罪だ。安倍は、労働者を非正規職・貧困にたたき込み税金をむしりとる一方で、利権をほしいままにして朝鮮戦争に突き進もうとしている。こんな腐りきった連中を監獄にたたき込み、労働者が主人公の社会をつくろう。

お国のために死ぬ教育狙う

 森友疑獄事件の本質は第一に、安倍―日本会議が戦争教育を推進し戦争に突き進んでいるということだ。
 3月18日、南スーダンPKO(国連平和維持活動)に参加する自衛隊員5人が、現地の政府軍に拘束された。いつ自衛隊に死者が出てもおかしくない状況だ。安倍は、切迫する朝鮮侵略戦争に参戦するために自衛隊を「戦争のできる軍隊」「殺し殺される軍隊」へ変貌(へんぼう)させようと派兵を強行した。それは「お国のために死ねる」教育と表裏一体だ。
 森友疑獄事件では、安倍―日本会議がこうした戦争教育を推進する学校を全国に建設しようとしていたことが暴かれ、労働者人民の怒りに火をつけている。森友学園が運営する塚本幼稚園では園児に毎朝「教育勅語」を暗唱させ、「君が代」を斉唱させている。安倍は2月に学習指導要領などの改訂で、幼稚園や保育園にまで「日の丸・君が代」を徹底することを打ち出した。安倍の理想とする学校が塚本幼稚園というわけだ。東京都知事で日本会議の小池百合子も正体をあらわにし、3月16日の都議会において首都大学東京の卒入学式で「君が代」を斉唱するよう号令を発した。
 安倍―日本会議は「教育基本法改正は憲法改正の前哨(ぜんしょう)戦」と位置づけ、2006年に教育の憲法である教育基本法を改悪し、教育の目標を「愛国心」に転換させた。それを学校現場で貫徹する先頭に立ってきたのが、日本維新の会の橋下徹前大阪市長や松井一郎府知事だ。国旗・国歌条例や教育条例、職員基本条例で解雇攻撃を激化させ、民営化・労組破壊を強行した。この過程で、「愛国心学校」を広げる突破口として安倍―日本会議の総ぐるみで森友学園の小学校新設が進められた。私立学校の設置基準も緩和し、国有地もただ同然で払い下げ。まさに安倍「教育改革」がもたらした不正・腐敗だ。

国家的脱法で利権むさぼる

 森友疑獄事件の本質は第二に、安倍―日本会議の利権のために民営化・規制緩和が進められてきたということだ。
 「第2の森友事件」では、これまた安倍の「腹心の友」である加計(かけ)孝太郎が運営する加計学園が、岡山理科大学獣医学部新設のために愛媛県今治市から約36億7500万円相当の土地をただで手に入れている。校舎建設費の半分の96億円も市の補助金だ。
 学部新設は「国家戦略特区」を駆使して認められた。安倍は13年12月に国家戦略特区法を制定し、憲法や労働基準法などの法律に縛られない区域をつくって規制を取り払い、資本による無制限の搾取を認めた。安倍を取り巻く日本会議や資本家のために、国家的脱法行為が公然と行われる仕組みをつくったのだ。
 日本の民営化攻撃の出発点となった国鉄分割・民営化はローカル線を切り捨て地方を破壊してきた。その上に「選択と集中」のもと、国家戦略特区や第2の分割・民営化攻撃で安倍―日本会議が地方を食い物に税金を私物化し、戦争・改憲を進めている。こんな社会は根底的に変革する必要がある。

韓国に続いて安倍を監獄へ

 動労千葉は3月4日、地方破壊に対する住民の怒りと結びつき、本線運転士70人がローカル線廃止反対でストライキに決起した。こうした国鉄分割・民営化絶対反対の闘いが、労組破壊を打ち破り、改憲・戦争を阻んできた。東京では、石原慎太郎元都知事の「日の丸・君が代」を学校現場に強制する「03年10・23通達」を、数百人の「君が代不起立」で粉砕した。大阪では、「君が代不起立」「入れ墨調査拒否」などを口実とした処分攻撃に絶対反対で立ち向かい、団結権を武器に橋下を打倒した。安倍にトドメをさすのは労働組合の決起だ。
 韓国では民主労総がゼネストで闘い、全人民の怒りを束ねパククネを打倒した。日本でも国鉄決戦を先頭とした労働組合の闘いで安倍―日本会議を監獄へたたき込もう。
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