希望の牧場・吉沢さんが訴え

週刊『前進』02頁(2834号01面02)(2017/04/06)


希望の牧場・吉沢さんが訴え

(写真 吉沢正巳さん【左】は牛とともに駆けつけた)


 「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳さんは、午前10時すぎに浪江駅構内から出てきた政府の原子力災害現地対策本部長の高木陽介をつかまえ「BECO新聞」を手渡そうと詰め寄った。高木は受け取らずに逃げるように車に乗り込んだ。
 浪江駅前で吉沢さんは次のように訴えた。
 「昨日、浪江町を歩いたが、どんどん更地になっている。1割のお年寄りだけが戻って町が成り立つのか。『さようなら浪江町』を覚悟しよう」
 「浪江町民は7回も8回も避難先を変えた。避難の生活の中で400人の震災関連死。牛は餓死し殺処分され、請戸漁港では腐った遺体を捜索した。全部原発事故のせいですよ! 残り人生で必ず原発の時代をのりこえる。広く深い連帯で安倍政治を倒そう」

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