知る・考える 用語解説 日本会議-革命を恐れ天皇制復活狙う

週刊『前進』02頁(2836号02面06)(2017/04/13)


知る・考える 用語解説
 日本会議-革命を恐れ天皇制復活狙う


 日本会議(にっぽんかいぎ)は、戦前の天皇制国家の復活を求め戦争・改憲を推進する極右・反革命団体である。安倍政権の実体を成す、森友疑獄の主犯だ。
 日本会議は1997年に、「日本を守る国民会議」と「日本を守る会」が合流して結成された。組織・資金の柱は神社本庁であり、実務は70年闘争で全学連に敵対した「生長の家」の元右翼学生活動家らが担う。プロレタリア革命に対する恐怖が日本会議の原点であり、新自由主義の絶望的危機の中で登場した、腐敗にまみれた利権集団である。
 日本会議は「美しい日本の再建と誇りある国づくり」を唱え、天皇崇拝、新憲法制定、軍事大国化、愛国心教育などを基本方針とし、〈戦争のできる国〉への転換を狙う。これは、戦争か革命かの時代において、いまだ戦争ができない支配階級の危機の表れだ。日本会議はこの階級的力関係を転覆するため、「戦後体制の打破」を掲げ、プロレタリア革命と労働組合に憎悪を燃やす。その特徴は「国を愛する国民運動」だ。議会を利用しながら、戦争賛美の教科書採択運動や改憲1千万人署名運動などに力を入れる。
 会員は約3万8千人。各界に会員を擁し、国会議員懇談会には衆参両院の4割が加盟。閣僚でも特別顧問の安倍首相と麻生財務相を筆頭に8割を占める。小池都知事も議員懇の副会長を務めていた。
 だが日本会議の狙いは、階級的労働運動と国際連帯闘争の前進で粉砕されている。安倍=小池=日本会議を倒そう。
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