2017年日誌 4月4日~10日 共謀罪が審議入り/米がシリア空軍基地を攻撃

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週刊『前進』04頁(2837号03面04)(2017/04/17)


2017年日誌 4月4日~10日
 共謀罪が審議入り/米がシリア空軍基地を攻撃


シリアで毒ガス攻撃、100人超死亡 シリアの反体制派が拠点とするイドリブ県で大規模な空爆があり、100人以上が死亡した。約400人が呼吸困難を訴えており、毒ガスなど化学兵器の使用が疑われている。(4日)
今村復興相、「自主避難」は「本人の責任」 今村雅弘復興相は閣議後の会見で、福島第一原発事故による「自主避難者」について、「本人の責任でしょう。(不服なら)裁判でもなんでもやればいい」と発言した。(4日)
教育勅語の道徳教材活用を否定せず 菅義偉官房長官は記者会見で、教育勅語を道徳などの学校教材で使用することについて「あえて否定すべきではない」と述べた。松野博一文部科学相も否定はしなかった。(4日)
北朝鮮が弾道ミサイル発射 北朝鮮は日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の技術を活用した新型のミサイルと推定される。(5日)
「共謀罪」が審議入り 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改定案の審議が衆院本会議で始まった。政府・与党は今国会での成立を目指す。(6日)
米、シリア空軍基地を攻撃 米トランプ政権は、内戦が続くシリアでアサド政権による化学兵器使用を断定し、アサド政権軍の空軍基地にミサイル攻撃した。米駆逐艦から59発の巡航ミサイル「トマホーク」を発射。アサド政権軍を狙った攻撃は初めて。(7日)
シリア攻撃で日本「米の決意支持」 トランプ政権によるシリア攻撃に対して、安倍晋三首相は「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を日本政府は支持する」と表明した。(7日)
米中首脳会談、米が北朝鮮に独自行動示唆 トランプ大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談は米フロリダ州で2日間の日程を終えた。トランプ大統領は、習主席に対し北朝鮮への国連制裁の完全履行を求める一方、協力が得られなければ「米国が独自の行動をとる」と強調した。(7日)
米NSC、韓国への核配備提案 米NBCテレビは、米国家安全保障会議(NSC)が対北朝鮮政策の見直しの一環として、核兵器を在韓米軍に再配備することをトランプ大統領に提案したと報じた。(7日)
連合東京、都議選で小池新党支援へ 7月の都議選で、連合東京は、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の支援を約束する合意書を締結したと発表した。(7日)
米空母が朝鮮半島近海へ 米太平洋軍のハリス司令官は、米原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群に、豪州へ向かう予定を変更し朝鮮半島近海に向かうよう命じた。ミサイル駆逐艦2隻とミサイル巡洋艦1隻が含まれ、北朝鮮を強くけん制する狙いがある。(8日)
北朝鮮がシリア攻撃を非難 北朝鮮外務省は、米軍のシリア攻撃について「明白な侵略行為で絶対に容認できない」とし、核・ミサイル開発を強化する考えを発表した。(8日)

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