国際労働運動vol.21 2017.6 無実の星野さんを今すぐ解放へ

週刊『前進』04頁(2845号04面04)(2017/05/22)


国際労働運動vol.21 2017.6
 無実の星野さんを今すぐ解放へ


 『国際労働運動』6月号は、星野闘争特集号として発行される。「沖縄闘争で獄中42年 無実の星野文昭さん今すぐ解放」というタイトルは、星野さんをなんとしても取り戻す決意を表している。
 第1章で、再審弁護団が星野さんの無実を全面的に明らかにしており、これが本号の軸をなしている。第2章は、本年3月19日、星野暁子さんが沖縄で行った講演を全文収録している。第3章は、全国再審連絡会議が「今すぐ星野文昭さん解放へ―労組先頭に100万人の署名を」と呼びかけている。第4章は、「検察の隠し持つ全証拠を開示させ再審・無罪をかちとろう」だ。第5章は、全国再審連絡会議の共同代表を始め、さまざまな人が星野さん解放を訴えている。
 1971年11月14日、星野さんは沖縄返還協定の批准を阻止するために渋谷闘争の先頭で闘った。しかし星野さんは、確定判決がいう「機動隊員の殴打」も「火炎ビンを投げろという指示」も行っていない。デモに参加した学生の「供述調書」だけを証拠として死刑を求刑し、無期懲役としたのは、絶対に許せない国家犯罪だ。検察官がいまだに隠し持つ証拠をすべて開示させなければならない。
 今年7月に星野さんは無期懲役確定から30年を迎える。無期刑の終身刑化を打ち破り、星野さん奪還への闘いが全国で進められている。100万人、1000万人とつながり、今すぐ星野さんを解放するための武器として本号を活用しよう。
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