デッチあげを絶対に粉砕する 5・18広島弾圧 闘う2同志を奪還しよう

週刊『前進』04頁(2847号01面02)(2017/05/29)


デッチあげを絶対に粉砕する
 5・18広島弾圧
 闘う2同志を奪還しよう


 日帝・国家権力は5月18日、広島で2人の同志を不当逮捕した。労働者人民の団結破壊を狙った共謀罪攻撃そのものである。一人の同志に対しては、ホテルの宿泊名義を口実にした「有印私文書偽造・同行使」なる「容疑」で、ゴミ出しに部屋を出たところを待ち構えていた大阪府警公安3課の警察官が襲撃的に逮捕。さらにもう一人の同志を「公務執行妨害」と称して突然逮捕した。はじめから逮捕を目的にしてデッチあげる、典型的な「転び公妨」だ。
 さらに公安警察は彼らに対して、71年11月の沖縄返還協定批准阻止の渋谷闘争での警察官の死亡事件を口実に「殺人罪」での逮捕を狙っている。絶対に許せない! すべてがデッチあげだ!
 2同志は、戦争・改憲、首切りや非正規職化に反対して人生をかけて闘っている。そうであるがゆえに公安警察は憎しみを集中し、不当弾圧に手を染めたのだ。
 このデタラメな弾圧も、共謀罪の強行採決も、安倍の絶体絶命の危機の表れである。森友学園事件に続く加計(かけ)学園事件で、安倍がその権力を乱用して公共財産を私物化し、一部の資本家に渡し、労働者から搾取・収奪させてきたことが明らかになった。監獄にたたきこむべきは安倍だ!
 支配の崩壊と危機の中で安倍政権は共謀罪と戦争・改憲に突進している。共謀罪は、公安警察による監視やデッチあげ逮捕などあらゆる手段をもって団結そのものを罪とし弾圧する「現代の治安維持法」である。
 階級的労働運動と革命党の破壊を狙った弾圧を全党・全人民の怒りの爆発で必ず打ち破ろう。完全黙秘・非転向で闘う2同志と固く団結し、絶対に奪還をかちとろう。
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