機関紙拡大が進む 埼玉 白タク弾圧粉砕し2人が『前進』定購

週刊『前進』04頁(2849号04面04)(2017/06/05)


機関紙拡大が進む
 埼玉 白タク弾圧粉砕し2人が『前進』定購


 3月30日、動労連帯高崎が組合員4人で合計25時間のストライキを貫徹しました。昨年6月に加盟したばかりの組合員も、自らストライキを通告してやり抜きました。これも地区の仲間が『前進』2㌻判や組合のビラを、拠点である籠原をはじめ国鉄職場に毎週のように入れ、情勢をつくってきた成果だと言えると思います。
 このような闘いの中で、定期購読者が増えました。とりわけ1月の「白タク」弾圧を粉砕した闘いは重要でした。「中核派の自治体幹部逮捕」などとマスコミが大宣伝したおかげで、その後は中核派の看板を正々堂々と掲げ、権力の「お墨付き」(?)ももらい明るく闘っています。
 2月5日に元双葉町長の井戸川克隆さんを招いた反原発集会を企画していた中での不当逮捕でした。
 集会当日は会場に入りきれないくらい参加者が大結集し、続けて弾圧粉砕デモも闘いました。「過激派」と言われようとも、現場で「絶対反対」で闘っているところに人は集まるということが、あらためてはっきりしました。
 逮捕者の勤務する市役所の門前で名前を出した白タク弾圧粉砕のビラをまいたところ、「ご苦労様です」と99%の人が受け取ってくれました。体制内労組は支援をためらいましたが、一般組合員からは「彼を信じている」「早く戻ってきてもらいたい」という声が圧倒的でした。絶好のチャンスをもらったと考え、職場の組合員に『前進』を堂々と提起することを開始しています。
 地域では「白タク弾圧を許さない会」が「自主的に」つくられ、報告・総括集会まで行われ、記録ビデオもできました。
 このような中、仲間が『前進』を提起したところ2人が定期購読になったわけです。1人は逮捕理由の「楢葉ツアー」の参加者です。われわれの闘いが本物だということを、弾圧に対するわれわれの反撃を通じて、確信を持ってくれたからだと思います。この成果をもって拠点職場での拡大に打って出ています。

------------------------------------------------------------
「白タク」弾圧 反原発活動として、2年前に割り勘でレンタカーを借りて福島県楢葉町へ視察に行った。これを埼玉県警は「白ナンバーの自動車での無許可タクシー営業」をデッチあげ、1月18日に3人を不当逮捕したが、全員釈放。

このエントリーをはてなブックマークに追加