青年労働者が団結 関西集会 関生支部がスト報告

週刊『前進』02頁(2850号01面04)(2017/06/09)


青年労働者が団結
 関西集会 関生支部がスト報告

(写真 共謀罪阻止へ御堂筋をデモ 関西青年労働者集会を打ち抜き、太鼓の音を鳴り響かせてデモ【5月28日 大阪市】)


 5月28日、大阪市・靭(うつぼ)公園で、関西青年労働者集会が実行委員会の主催で行われ、110人が集まりました。
 全国水平同盟西郡支部の佃文弘青年部長が住宅闘争の苦闘と勝利の地平をかみ締めて司会に立ちました。大阪市職の青年は基調報告で「全世界がゼネスト情勢です。絶対反対の旗が労働者の結集軸になり、労働組合の闘いが地域全体の決起を呼び起こしています」と提起しました。職場をこえ、闘う労組をよみがえらせるために苦闘を共有し拠点建設を前進させてきたと闘いを総括、ゼネストを最先頭で組織することを宣言しました。関西合同労組弾圧を総力ではね返そうと確認しました。
 学生からの京大同学会選挙への決意、全国金属機械労組港合同・昌一金属支部の青年の沖縄闘争報告に続いて、二つのテーマでの発言がありました。一つ目は「労働組合が地域の結集軸になる」です。奈良市従業員労働組合の青年は、下水道民間委託強行と不当配転への怒りを語り、「ストで闘えば団結は必ず拡大する」と提起。高槻医療福祉労組は昨年のスト攻防や職場でのリボン運動を報告しました。京都府職労舞鶴支部の仲間は高浜原発再稼働を弾劾し「被曝労働拒否を鮮明にし、動員拒否を貫く」と宣言しました。
 二つ目は「労働組合の力で職場をまわし戦争をとめる」です。全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部の青年女性部は、共謀罪阻止の5月19日の2時間ストやトラック支部のスト、生理休暇取得の実践を報告し、八尾北医療センター労組の発言、昌一金属支部の春闘報告が続きました。
 動労西日本の山田和広書記長は、動労総連合青年部結成から6・11国鉄闘争全国運動集会に結集しようと訴えました。御堂筋デモは圧倒的な注目で、飛び入りもあって楽しかったです。
(実行委員会・和田毅)

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