機関紙拡大が進む

週刊『前進』04頁(2857号04面04)(2017/07/03)


機関紙拡大が進む

広島
 地区担当者会議で格闘し毎月1部増

 2833号に安芸太田町議選での大江厚子さんの当選が報道されている。全国の皆さんの多大なるご支援に感謝します。なんと次点と0・89票差。婦民新聞の読者会の中で、絶対反対の選挙をやろうと方針を確立したことが勝利の要因となった。その団結の中心に『前進』の読者がいた。
 広島の機関紙担当の責任者をやっていて、月1回の担当者会議でいろいろ格闘している。この半年は月1部のペースで定期購読が増えている。特に今まで贈呈を続けてきた人、バラ売りで購入してもらってきた人にストレートに定期購読を勧めるには、この新聞を続けて読んでほしいと代金を提起することがすごく大事だということをしっかり確認できたことが大きい。あと、広島連帯ユニオンに加入した組合員に、最初からストレートに定期購読を勧めること。2部の拡大はそれによる。
 ユニオンの3大拠点職場である草津病院、高陽第一診療所、広島大学生協への配布では、広大生協で全キャンパスで配布することにチャレンジしている。地区党での機関紙討議はまだまだ不足しているので、強めていきたい。
 私の職場の問題だが、革命の拠点にしようとするときに自分自身の飛躍が問われる。春闘ストライキをやったが、どういうストライキにするかの討論で、本当に階級の指導部として自分自身がぶっ立つかどうかが地区の会議などで厳しく問われた。全責任をとってやっていくことを決断する中で、自分の職場でのストライキ、動労西日本のストライキ、国際婦人デー闘争を闘った。婦人デー集会は、韓国テグから2人を招いて開催するという大変な闘いだったが、やりぬいたことが安芸太田での勝利にもつながったと思う。
 その記事を書くのを、今度はあなた、次はあなたと会議で分担しても、なかなかうまくいかない。投稿も、闘いの中で労働者と『前進』をきちんと結びつける必死の闘いの中から生まれることを実感している。

宮城
 婦民の学習会でも『前進』を広げ討論

 地区委員会の再編と『前進』のフラクションについて報告したい。
 以前は、基本組織が職種や戦線などで分かれていて壁があったが、1年半前に地区党を地区ごとの地区委員会に再編した。今は市役所で働いていない私も、市役所前でビラや『前進』をまき、大学に行けば大学のビラをまく。すべてのことを地区委員会の責任でやるようになった。昨年12月に動労福島宮城県支部を宮城と福島の地区党の共同の力で立ち上げ、各地区が、『前進』を軸に職場のフラクションを組織して、『前進』を拡大してきた。
 私は婦人民主クラブ全国協議会で、毎年3・8国際婦人デー集会をやっているが、さらに毎月1、2回の学習会を続けている。2年前の集会に来た子どものママ友が今は会員になり、一緒にやっている。学習会は、初めは婦民新聞でやったり、テレビの映像を見たりしていた。
 しかし、韓国のゼネストや朝鮮戦争情勢が煮詰まる中で、時代認識と、どう生きるのかが問われた。『前進』をコピーして読み合わせを始めたが、『前進』で勝負しようと決め、今では『前進』を広げて朝鮮戦争情勢、韓国ゼネスト、労働運動、学生運動、そして弾圧問題など、重要な紙面の読み合わせをしている。
 最近、ママ友のママ友が学習会に初参加し、『前進』を読み合わせた。「元号を何とも思わず使っていたが天皇の臣下として扱われていることがよくわかった」という感想だった。
 政治を奪還するために、闘う力をつけるために、『前進』で社会をつかみたい。みんな労働者階級だ、資本と国家の支配は許せない、労働者は闘いの主体だと『前進』に書いてある。
 『前進』を、生きることに密着しすべての労働者の問題を生き生きと紙面に反映させる新聞にしていく努力をしたい。人をモノ扱いする資本主義社会を許さない、それがマルクス主義であり、労働者階級の新聞だと思う。

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