〝戦争に使わせない〟 泉州住民の会先頭に関空反対闘争

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週刊『前進』04頁(2861号03面02)(2017/07/17)


〝戦争に使わせない〟
 泉州住民の会先頭に関空反対闘争

(写真 青年が「生きさせろゼネストへ」ののぼりを手に先頭に立ったデモに住民の声援が集まった【7月9日 泉佐野市】)

 7月9日、三里塚現地闘争と同日、泉佐野市末広公園に110人が結集し「朝鮮戦争反対! 安倍倒せ! 関空を戦争に使わせない!」全国集会(関西新空港絶対反対泉州住民の会、関西労組交流センター共催)が新たな体制のもと行われました。
 司会は泉州住民の会の西村美由紀さんと関西労組交流センターの木下浩平さん。西村さんは「泉州住民の会と関西合同労組泉州支部は一つになって闘う。労働者の団結で社会を変えていく新たな闘いをこの地でつくっていく」と宣言。
 主催者あいさつで関西労組交流センター代表の深町加代子さんは、「労働者の団結をたたき壊さない限り戦争はできない」と強調しました。連帯のあいさつを動労水戸の国分勝之副委員長、全国水平同盟・久原正子委員長、関合労弾圧当該の婦人民主クラブ全国協議会・関西ブロックの山本美知子代表、8・6ヒロシマ大行動実行委員会から広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長が行いました。
 森田恒一元住民の会代表と三里塚反対同盟、動労千葉からのメッセージが紹介され、基調報告を4月に新たに泉州住民の会代表となった中川育子さんが行いました。中川さんは、国賀祥司さん逝去に続き、30年間、関空闘争の先頭に立った労働者・井上敏幸さんが亡くなったことをしのび、「関合労弾圧は団結を強化拡大している。追いつめられた安倍政権の朝鮮戦争を阻止しよう」「三里塚闘争や関空闘争は朝鮮戦争と軍事空港を粉砕する闘い」「戦争を止めるためにいかに闘うか」と国鉄決戦を強調し、「韓国と同じ闘いをやろう」と訴えました。
 泉州住民の会のカンパアピールに続き、泉州住民の会、奈良市従業員労働組合、八尾北医療センター労働組合、関西合同労組、全学連が決意表明。数十年ぶりに復帰した泉州住民の会の会員が「秋葉原での安倍辞めろコールを見てみんな思ってたんやと胸がすっとした。共謀罪、治安維持法の再来、戦争反対、生きやすい社会、地域にするためにともに闘う」と発言し、関西合同労組は、組合への共謀罪弾圧を団結の力で粉砕する決意とともに、街宣で「安倍こそ犯罪者だ」と訴えたら激しい分岐が生まれたと報告しました。
 大阪労組交流センターの赤田由行代表が閉会あいさつと団結ガンバロー! 小雨の中、元気よくデモ行進し、りんくうタウンで関空島に向かってシュプレヒコール。新たな闘いが泉州から始まりました。
(関西合同労組泉州支部)
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