京大生の不当逮捕弾劾 反戦運動破壊狙い「公妨」を捏造

週刊『前進』04頁(2891号01面02)(2017/11/06)


京大生の不当逮捕弾劾
 反戦運動破壊狙い「公妨」を捏造


 京都府警は10月31日、京都大学の阿津良典君(同学会書記長、被退学処分者)と安田淳敏君(同学会副委員長、全学連書記長)を3カ月近くも前の「公務執行妨害」容疑をでっち上げて不当逮捕しました。同時に、31日午後、京大熊野寮に機動隊を突入させ家宅捜索を強行しました。腹の底からの怒りで弾劾します。
 本弾圧は一つに、百%のでっち上げです。8月9〜10日のオープンキャンパスで、ビラをまく学生をビデオカメラで盗撮し、取り囲んで羽交い絞めにしたのは大学職員です。この言論弾圧を「公務」だと言う。ふざけるな!
 二つに、京大学生運動の前進に恐怖する国家権力と京大当局・山極壽一総長体制による反動です。
 三つに、11・5〜7の米大統領トランプ来日および日米首脳会談(=戦争会談)を前にした治安弾圧であり、反戦運動つぶしです。国家権力は朝鮮侵略戦争絶対反対の労働者・学生の決起におびえています。
 京大生と全国学友のみなさん! 2人の完全黙秘・非転向の闘いと団結し、11・5労働者集会の大勝利の力で反撃しよう! 国境を越えた団結で弾圧を粉砕し、今すぐ阿津君と安田君を取り戻そう!
(10月31日、全学連救対部)
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 なお京都府警と警視庁公安部は11月1日朝、京大生2人の「公妨」事件を口実に前進社本社を家宅捜索した。共謀罪適用を狙う弾圧粉砕し、朝鮮戦争阻止を。
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