団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2891号04面04)(2017/11/06)


団結ひろば 投稿コーナー

衆院選は革命への道しるべ
 小竹運輸グループ労働組合 野澤英人

 衆院選決戦の激戦の渦中、被曝労働拒否で闘う動労水戸が10・21常磐線富岡延伸阻止闘争に立った。この決意に応えようと東京、神奈川、千葉、茨城、新潟、秋田、宮城、福島の同志たちが駆けつけた。動労水戸を先頭とする怒りの抗議行動に、セレモニーを開始できず40分以上も遅れて始まった。JR東日本社長の冨田哲郎も式典に来たが祝辞を述べることもできず紹介だけにとどまった。動労水戸はセレモニーを完全に粉砕した。2020年までに常磐線を全線開通させるという安倍、JR資本のもくろみを動労水戸とともに弾劾しよう。福島圧殺を絶対に許してはいけない。
 さらにこの日、動労水戸とともに斎藤郁真全学連委員長の衆院選最終日の応援に荻窪駅に向かった。
 街頭演説の渦中でも斎藤委員長の人気はすごく、多数の人が握手を求めて来られ、仲間の応援アピール中も斎藤委員長と直接話をする人も多く見受けられた。カンパも多く寄せられた。全学連の同志たちも生き生きと街頭に立ち、斎藤委員長の応援をしていた。
 短期決戦ではあったが、今までの選挙戦とは違う何かが感じられた。斎藤委員長の革命への熱い思いは、われわれだけではなく杉並区民にも伝わったはずだ。結果はどうあれ、この衆院選決戦はまさに革命への道しるべになったと確信します。若きリーダーとともに「この国に革命を!」。

駅頭は「いくま君に入れる」
 東京東部 白川はるか

 衆院選で私たちは地下鉄丸ノ内線の駅頭街宣を担当しました。雨がひどく移動が大変な時は同じところで何時間もやり続けました。
 「お、全学連か、なつかしいなあ」という60代の男性は「頑張れよ」と言ってビラを受けとりました。江戸川区の候補の演説も聞いたが「いくまくんの方がずっとわかりやすかった。いくまくんはいいね」と言っていました。
 Aさんは共産党にするか立憲民主党にするか迷っている人とずっと話して、「いくまくんに入れる」というところまでいったと喜んでいました。各駅頭で「もう入れてきたよ。いくまくんに」「これから彼に入れてくるよ」という人が何人も出ました。
 最終日のいくまくんの演説では、労働者がこの国を変えていこうという訴えが本当にみんなの中に入っていきました。うれしかったのは、最後の「いくま!」「いくま!」のコールと握手で終わったことです。

動労東京ストが選挙の力に
 東京 YK

 斎藤いくま候補を立てた衆院選挙戦の最中、10月13日に動労東京八潮支部が24時間ストに突入しました。JRの車両清掃を担う労働者が労働組合を結成して10カ月。斎藤候補が訴え続けた「労働者が働いてこの社会を動かしている」ことを実際に示したのです。
 私も胸を躍らせて大井町のスト突入集会に朝から駆けつけ、昼には動労総連合が総結集して闘ったJR東本社抗議闘争に参加しました。そして、杉並駅頭に向かいました。
 この日の斎藤候補の街頭演説は、動労東京のスト突入に力を得て盛り上がり、聴衆に力を与えました。演説を聞いていた団塊の世代の男性と話になり、「革命か。今度の選挙は棄権と決めていたけれど、入れてみるかな」となりました。
 こうした一票一票が積み上がっての2931票です。それが行動を求めて動き始めています。

北原健一さんを迎えカフェ
 三里塚 土屋栄作

 10月29日、天神峰の市東孝雄さん宅離れの決戦本部で第8回天神峰カフェが開かれた。この日は20人が参加し、故北原鉱治事務局長の長男・健一さんを迎え、大いにお話をうかがった。
 「おやじはいつも闘いに入るときは家族への相談はなく、明日何時に行くからと言うだけ。でも言わなかったからこそ安心できた。相談されたら家族は反対せざるを得ないから」
 「権力には動じないが、地域には気をつかっていた。みんなのために闘っているという信念があった」
 闘争をやめていく人も最後によく北原事務局長にあいさつに来ていたという。鉱治さんは怒るかと思ったら、相手の話を全部聞いてじっくり考えて話をしていた。83年の3・8分裂の時は、「原則を曲げるな」と健一さんにも語っていた。
 健一さんはあらためて、自らの決意を語った。「やはり革命しかないんじゃないか。今の社会をつくり変えなければならないと思う。『ヴ・ナロード(人民の中へ)』という言葉があるが、三里塚が市東さん、萩原さんを先頭に人民の中へ入っていけば展望が切り開かれる。市東さんを絶対に守らなければならない。これは市東さんだけの問題じゃない。地域、全国、全世界の問題だ。自分もこれからがんばる」
 熱意あふれる語りに参加者全員が胸を熱くし、決意を新たにした。
 次回のカフェは11月26日(日)。みなさんのお越しをお待ちしています。

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