2017年日誌 11月14日~20日 加計獣医学部が認可/米、北朝鮮をテロ国家再指定

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週刊『前進』04頁(2897号03面05)(2017/11/27)


2017年日誌 11月14日~20日
 加計獣医学部が認可/米、北朝鮮をテロ国家再指定


加計獣医学部、認可 学校法人「加計学園」が運営する岡山理科大の獣医学部新設について、林芳正文部科学相が新設を認可したと発表した。獣医学部は愛媛県今治市で来年4月に開学する。(14日)
辺野古石材、初の海上搬入 沖縄県名護市辺野古の新たな米軍基地建設で、沖縄防衛局は大浦湾北側の護岸から石材の搬入を開始した。新基地建設で資材を海上から搬入するのは初めて。(14日)
小池百合子都知事、希望代表を辞任 希望の党の小池百合子代表は、両院議員総会で党代表を辞任した。新代表には玉木雄一郎共同代表が就いた。(14日)
韓国検察、元国家情報院長を拘束 韓国のパククネ政権で駐日大使を務めたイビョンギ(李丙琪)元国家情報院長が検察当局に緊急逮捕され、身柄を拘束された。情報機関である国情院が大統領府に秘密資金を提供した疑い。イビョンギは2015年末の日本軍軍隊慰安婦問題をめぐる「日韓合意」を主導した人物。(14日)
サンフランシスコ市議会、慰安婦像寄贈受け入れを可決 米サンフランシスコ市議会は、中国系米国人らの民間団体から、市内に建てた旧日本軍の慰安婦像と維持費の寄贈を受ける議案を全会一致で可決した。(14日)
日本版海兵隊、「沖縄に」 在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官は、防衛省が陸上自衛隊に創設する「日本版海兵隊」の水陸機動団が、将来的に沖縄県内の米軍基地に配備されるとの認識を示した。(16日)
自民、改憲論議を再始動 自民党の憲法改正推進本部は衆院選後初となる全体会合を開き、憲法論議を再始動した。自民党は早ければ年内に党改憲原案をまとめ、来年の通常国会での発議をめざす。(16日)
安倍首相が所信表明演説 安倍晋三首相は衆参両院の本会議で所信表明演説を行い、幼児教育無償化などの少子化対策と北朝鮮対応を2本柱に据えた。森友・加計問題には触れなかった。(17日)
原電の廃炉資金、大幅不足 原発専業会社の日本原子力発電(原電)が、廃炉のために準備しておくべき資金を流用し、残高が大幅に不足していることがわかった。(17日)
ドイツ、連立交渉決裂 9月に総選挙が行われたドイツで、次期政権の樹立に向けた連立交渉が決裂した。難民や家族の受け入れをめぐって、関係各党の意見が折り合わなかった。(19日)
B52、日本横断後に空自と訓練 核兵器を搭載できる米空軍の戦略爆撃機B52が今年8月、日本列島上空を横断飛行した後、日本海空域で航空自衛隊の戦闘機部隊と共同訓練を実施したことが分かった。これまでB52との訓練は非公表とされてきた。(19日)
日本版トマホーク開発へ 政府は、地上の目標を攻撃できる巡航ミサイルを開発する方向で検討に入った。日本が対地巡航ミサイルを本格的に開発するのは初めてとなる。(20日)
米、北朝鮮をテロ国家再指定 米トランプ政権が北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定した。翌21日には、米財務省は米国独自の追加制裁を発表した。(20日)

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