北海道で革共同政治集会 青年のリードで大飛躍誓う

週刊『前進』02頁(2904号02面05)(2017/12/21)


北海道で革共同政治集会
 青年のリードで大飛躍誓う


 12月上旬、革共同北海道政治集会が30人の結集で大成功しました(写真)。青年がリードし、はつらつとした雰囲気の中、今年の闘いを振り返り、来年に向けた意欲あふれる発言が続き、終始明るく解放的な集会でした。
 司会の電通労働者が、「朝鮮侵略戦争前夜、連合が分裂している。われわれは革命を対置して闘う」と開会あいさつ、続いて北海道地方委員会の同志が基調報告を行いました。「戦争突入情勢下の激突を勝ち抜いた2017年」と総括し、①11・5東京--12ソウルの国際連帯行動、②10月衆院選決戦、③京大学生運動、④連合打倒情勢、⑤動労総連合・北海道建設----の5点を重点的に挙げました。そして18年を「国鉄決戦を軸に闘い、動労総連合・北海道を本格的に建設する」と方針を訴えました。
 札幌地区委員会の同志が「12月にタクシー労働者が24時間ストを構えた。裁判、労働委員会闘争も、あくまで現場の怒りに依拠して職場闘争を軸に闘っていきたい。労働組合はかくあるべきだ」と自ら切り開いた地平を報告しました。
 青年から火を吐くようなアピールがありました。「青年と学生の党への変革を!」「ここにいる人は残らず革共同に結集を! 党の同志は階級の指導部に飛躍を!」と訴え、その立場から3点提起しました。①ロシア革命から100年、再び世界革命の時代が到来した、②北海道の地から労働者階級や住民全体の普遍的利害を体現する労働運動の新しい姿を示す、③星野同志・大坂同志を奪還しよう。そして、「君たちはどう生きるか? この回答は革共同にこそある!」と訴えました。
 ともに闘う人士から連帯のあいさつがありました。札幌圏連帯労働組合は「労働相談から闘う労働組合へ。連合に代わるナショナルセンターが必要」、動労総連合・北海道は「データの改ざんなどは労働組合がチェック機能をはたしていないからだ」、「非戦いぶり」は「市民運動には危機意識がない」、室蘭星野文昭さんを取り戻す会は「運動とは自分の想いを遠くの人にぶつけて動かすこと」と訴えました。
 締めくくりは決意表明です。自治体労働者は「民営化は許さない。動労総連合ができた。自分も階級の指導部になる」、金融労働者は「メーデーに即位改元とは日帝からの挑戦状だ。労働組合が天皇に屈服するのか否か、われわれの闘いはますます重要だ」と決意表明。さらに婦人民主クラブ全国協と室蘭地区委員会が発言しました。皆、エネルギーあふれる発言でした。
 参加者が一様に感じたことは、動労総連合・北海道の結成と、新たな青年たちの結集で「青年労働者と学生の党」に生まれ変わる大きなチャンスが到来したことです。北海道地方委員会が青年の新鮮な感覚で変わろうとしている。団結してがんばろう!
(O・C)

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