安倍を監獄へ! 星野さん解放! 動労総連合先頭にJR資本と対決し「働き方改革」法案粉砕・連合打倒を

週刊『前進』04頁(2931号01面02)(2018/04/09)


安倍を監獄へ! 星野さん解放!
 動労総連合先頭にJR資本と対決し「働き方改革」法案粉砕・連合打倒を


クリックでふりがな付PDFをダウンロード


 戦争と貧困、搾取と抑圧への労働者人民の怒りが全世界で闘いのうねりに転化している。帝国主義間・大国間の争闘戦と侵略戦争が世界戦争へと発展しようとしている。戦争か革命かをめぐる激突、革命情勢の到来だ。3月25日に始まった「改憲・戦争阻止!大行進」は、日本労働者階級の戦争絶対反対の意思を体現し、ストライキとデモで改憲・戦争を止め革命を引き寄せる闘いであり、国際連帯の闘いだ。「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会を全国につくろう。4・1全国集会をもって三里塚闘争は新たな巨大な闘いに入った。4月東西入管交流集会の大成功をかちとり、中川いくこさんを押し立てた泉佐野市議選に全国から駆けつけよう。監獄へ行くべきは安倍だ! 決戦局面を迎えた星野文昭同志奪還の闘いに勝利しよう!

全世界で新たな闘い高揚

 3月24日、韓国・民主労総が「労働者の春を開こう」と訴え、非正規職撤廃・財閥解体などを掲げて2万人の労働者大会をかちとった。ゼネストと民衆総決起でパククネを打倒した力がムンジェイン政権を規定し続け、この力が米・日・韓の朝鮮戦争策動に立ちはだかっている。
 3月25日、アメリカでは高校生が呼びかける銃規制を求めるデモにワシントン85万人、全米100万人が立ち上がった。「私たちの命のための行進」は、トランプの排外主義・戦争と対決する、共和党でも民主党でもない新潮流が青年層から巨大な規模で生まれつつあることを示している。
 同じ25日、日本でも「改憲・戦争阻止!大行進」運動が始まった。改憲草案の確定を狙う自民党大会直撃の行動と、右翼の襲撃をはねのけた銀座デモで、「朝鮮侵略戦争反対・9条改憲発議を許さない」と闘った。政治や行政の腐敗に対して、求められているのはその改良ではなく、労働者階級自身の支配と秩序を新たに打ち立てる革命だ。ストライキで闘う3労組(全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部、全国金属機械労組港合同、動労千葉)が改憲・戦争に怒りをもつすべての人々の結集を訴える力ある運動が始まったことの意義は巨大だ。
 一方で世界戦争の危機が急加速している。米帝トランプ政権が発動した鉄鋼・アルミニウム製品に高関税をかける措置に対抗し、中国は米国の農産品などに高関税をかけることを表明し、「貿易戦争はすでに始まっている」(中国商務省の研究機関)と認めた。
 イギリスでのロシア人元諜報員襲撃事件で、イギリス、アメリカ、EUなど29カ国とNATOがロシア外交官追放を表明し、ロシアも同様の報復措置をとっている。帝国主義対ロシアの対立は全世界的に激化している。
 4月1日から米韓合同軍事演習が始まった。期間は短縮されたが、規模は従来のまま「史上最大規模」であり、上陸―ピョンヤン制圧を狙う双竜作戦演習も実施される。同時並行で、キムジョンウン朝鮮労働党委員長の中国訪問に続き、4月27日の南北首脳会談、5月末までの米朝首脳会談という朝鮮半島情勢をめぐる超巨大なプロセスが始まろうとしている。帝国主義が帝国主義であり、スターリン主義がスターリン主義である限り、侵略戦争・世界戦争は不可避であり、それは今日、世界大恐慌の中、核戦争として起ころうとしている。
 戦争をとめる力は、労働者階級のゼネストと国際連帯のみにある。その闘いは始まっている。

青年労働者獲得へ全力を

 日本の労働者階級の1〜3月の闘いは実に重大な意味を持っている。
 一つに、安倍改憲案を労働者階級の怒りがズタズタにし、吹き飛ばしていることだ。
 安倍は2017年5月3日の憲法記念日、日本会議の集会にビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明した。さらに9条を挙げて「1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」本格的な改憲攻撃の宣言を発した。森友疑獄での臨時国会開催要求を3カ月拒絶し続け、そのうえで臨時国会冒頭解散・総選挙という異例の手段に打って出た。北朝鮮の核・ミサイル危機をあおり、「国難突破」選挙として、「この国を守り抜く」と叫び、自公で300を上回る議席を得た。
 しかし、われわれは「安倍を監獄へ」「この国に革命を」を掲げ、17年11月の全国労働者集会と1万人大行進などの挑戦で必死に闘い、森友学園疑獄の再爆発の中で労働者階級の怒りとがっちりと結びつき、3月25日に「改憲・戦争阻止!大行進」という新たな闘いを誕生させ、9条改憲どころか安倍の自民党総裁3選を危機にたたき込んでいる。
 二つに、JR東日本と東労組との結託体制をついに崩壊にたたき込んだことだ。鉄道事業を業務ごとにさらに分社化していく水平分業に向けて、もはや労働組合という形態すら容認できなくなったJR資本。労働組合の名で資本の意を体現してきた東労組。この腐った結託体制を破綻に追い込んだのは、国鉄分割・民営化以来30年にわたり、ストライキで労働者の団結を守ってきた動労総連合の闘いだ。4月12日の東労組臨時大会に向けて東労組の解体は一層進む。この中で動労千葉は、東労組に組織されてきた「平成採」の獲得に向かってストライキに立った。
 「闘っても勝てない」という、30年にわたる東労組―連合の労働者支配がついに打ち破られ始めた。
 それだけではない。関西生コン支部、港合同、動労千葉が改憲・戦争をとめる大行進の中心に立ち、ゼネストと民衆総決起で安倍を打倒する巨大な展望を切り開いている。
 三つに、星野文昭同志奪還の闘いが社会的影響力を拡大して前進している。演劇「ブラインドタッチ」の上演がものすごい反響を呼び、星野同志を絶対に奪還するという意思と情熱を労働者階級の深いところから生み出している。
 韓国、アメリカで始まった階級闘争の新たなうねりは、日本でも1〜3月の闘いとして始まっている。

「大行進」実行委を全国に

 18年決戦は正念場に突入した。森友疑獄の大爆発、文科省が名古屋市教育委員会に対し行った「授業内容報告」の要求、厚生労働省東京労働局長による「是正勧告」発言(マスコミに対し「是正勧告してあげてもいいんだけど」と発言)、さらに防衛省が存在を否定してきたイラク派兵「日報」の存在までも明らかになった。
 安倍とその一味による国家の私物化と権益独占、行政・官僚・警察機構を私兵のように育成・濫用(らんよう)してきたすべてが白日のもとになってきた。
 この国はいったいなんなのだ! はっきりさせなければならない。資本主義における「国家」とは、資本家階級が労働者階級を搾取し、支配するための機関であり、官僚や軍隊・警察・監獄からなる暴力装置だ。だから求められているのは、こうした「国家」の改良ではなく、国家権力を握る資本家階級の打倒であり、圧倒的多数の労働者階級が中心となって新たな支配と秩序を打ち立てることだ。
 8時間労働制を解体し、労働者を過労死地獄にたたき込む「働き方改革」攻撃、そして何よりも9条解体を核心とする改憲攻撃を、安倍政権もろとも葬ろう。
 ストライキで「ろうそく革命」を牽引(けんいん)した韓国・鉄道労組のような労働組合を、全国に無数につくりだすことが核心だ。東労組解体は連合打倒へ向けての巨大な一歩だ。資本・当局・権力と非和解的に対決しよう。そのすべての闘いが、「命よりもカネもうけ」「富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる」という安倍の新自由主義攻撃への怒りの結集軸に必ずなる。「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会を全国でつくりだそう。

このエントリーをはてなブックマークに追加