今秋改憲阻止決戦の爆発へ 帝国主義戦争絶対阻止の闘い貫き、9月全学連大会の歴史的大成功を 革共同中央学生組織委員会

週刊『前進』04頁(2949号03面01)(2018/06/18)


今秋改憲阻止決戦の爆発へ
 帝国主義戦争絶対阻止の闘い貫き、9月全学連大会の歴史的大成功を
 革共同中央学生組織委員会


 6・12米朝首脳会談が東アジアと世界を揺さぶっている。それは、マスコミが騒ぐ「平和の到来」という意味ではまったくなく、南北労働者人民の解放を求める闘いを押しつぶすための帝国主義戦争の危機はますます深まる。大恐慌が世界市場を分裂させ破裂させている。日帝・安倍政権は、いっそう改憲・戦争にのめり込んでいく。「戦争と革命の時代」——学生は何をなすべきか? どう生きるべきか?

今も継続する戦争危機

 トランプと金正恩はなぜ、全世界の耳目を集めて握手したのか? お互いが存亡の危機の中で、必死に延命しようとしているからだ。トランプは11月中間選挙で大敗北することに、そして金正恩は圧制・貧困への怒りが体制転覆となって爆発することにおびえ、必死で「平和」を演出している。朝鮮人民の南北統一の叫びを踏みにじるように「北の体制保証」をちらつかせ、むしろ朝鮮半島南北分断体制を固定化させようとしている。
 真の対立は「トランプvs金正恩」ではない。人間らしく誇りをもって生きられる社会を求める全世界の労働者階級の闘い(その先頭に韓国・民主労総がいる)を、帝国主義者とスターリン主義者が「和平」の茶番でたたきつぶそうとしている。世界大恐慌の深刻化の中、戦争の危機は深まっている。米帝は自国利害をむき出しにしてG7サミットを破産させ、シリアやパレスチナでの侵略・虐殺を推し進めている。帝国主義が帝国主義である限り、国際争闘戦は激化し、戦争を不可避とする。「戦争か革命か」の歴史選択が問われる中、ただ労働者階級の国際連帯と資本主義打倒の革命にのみ展望はある。

改憲にのめり込む安倍

 「北朝鮮の脅威」や「拉致被害者救出」を叫び、愛国主義・排外主義をあおってきた安倍は、米朝首脳会談を受けて改憲発議をとりやめるか? そんなことはありえない。
 安倍の改憲攻撃の基底にあるのは、再び「戦争のできる国」に飛躍して世界的市場争奪戦に参戦しない限り、そして朝鮮侵略戦争を主体的に担わない限り生きていけないところにまで追いつめられている危機感だ。改憲・戦争による「戦後レジームの打破」で日本労働者階級の闘いを圧殺しない限り、逆に日帝自身が革命で打倒されかねないことを強烈に意識している。つまり、「戦争か革命か」の時代の、資本家階級の側からの「クーデター」として改憲がある。
 これにうち勝つ道は、戦後民主主義的「幻想」を振り払い、階級的労働運動(労働組合)と学生運動(学生自治会)の拠点建設を中核とした、全人民的決起の陣形にある。それが、動労千葉などが呼びかける「改憲・戦争阻止!大行進」だ。資本主義下での「よりよき支配」をブルジョアジーに懇願する「立憲主義」に未来はない。秋の臨時国会での改憲発議を絶対に阻もう。
 改憲阻止の根源的エネルギーは青年労働者運動・学生運動の中にある。改憲・戦争攻撃である国立大学法人化=「大学改革」攻撃をキャンパスから粉砕し、学生自治会を再建する闘いこそが戦争を止める力だ。改憲阻止と「大学改革」粉砕の闘いを革命的に統一しよう。

全学生の政治的決起を

 全国学生の改憲阻止決戦への政治的決起をかちとるためにも、スターリン主義の反革命的制動をのりこえ、労働者階級の解放をめざす闘いと一体となった全学連運動をつくり出そうと営々たる苦闘・格闘を積み重ねてきた先達の闘いに学び、それを引き継いでさらに発展させよう。
 その核心は、帝国主義侵略戦争と真っ向から対決する反戦闘争を、学生運動の最大の階級的任務としてよみがえらせることだ。
 全学連運動は60年安保闘争、70年安保・沖縄闘争、そして三里塚闘争や沖縄闘争をはじめとした反戦・反基地闘争への決起など、世界的にもまれな政治性を獲得してきた。それは、現実の階級闘争からの「要請」に真正面から応えようとすることと同義だった。自らの階級的・政治的任務からキャンパスでの闘いを措定し、ないしはキャンパスでの闘いを政治的・普遍的なものへと意識的に高めてきたからだ。キャンパスでのあらゆる自治破壊・権利はく奪と闘う力を基礎に、国会をはじめ権力中枢を揺るがす大ストライキ・デモに学生が立ち上がってきた。
 その理論的根拠が、マルクス主義に基づく時代認識と政治暴露の鋭さだ。資本主義・帝国主義への原則的批判を基礎に、国際的階級関係と日本階級闘争の状態を分析し、その中での学生の存在意義を明らかにし、労働者階級の闘いを勝利に導くために学生の闘いをつくり出す。これが戦後学生運動を営々と推進してきた力だった。「戦争と貧困」への全般的・構造的批判を貫き、学生の大衆的結集軸を「政治闘争」に求めること、政治課題への統一した闘いを中心に据えたことに戦後日本学生運動の最大の特徴がある。
 その歴史の上に全学連運動はあり、現在の学生自治会再建運動がある。そしてそこにおける主任務は、改憲と戦争攻撃を青年・学生の決起で粉砕することだ。
 9月全学連大会の大成功が、今秋(臨時国会)決戦の爆発を準備する。大会への全国学生の大結集を突破口に、改憲阻止闘争へ大胆かつ転換的に突入しよう。最大の環は、現下の激しい攻防点である京都大、そして帝国主義支配階級の心臓部たる東京大に不抜の学生拠点をうち立てることだ。その中心に強固なマルクス主義学生同盟中核派とその指導部を建設しよう。
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