機関紙発行体制を守り発展させる大カンパを訴えます

週刊『前進』04頁(2955号03面03)(2018/07/09)


機関紙発行体制を守り発展させる大カンパを訴えます


 6・3星野さん解放の高松闘争、7・1国鉄集会の大高揚の中、すでに従来をこえる夏期カンパ闘争への決起が始まっています。深く感謝し、さらなる決起を訴えます。
 6・12米朝首脳会談を世界史的な転回点として、米帝トランプは、戦後世界体制の枠組みを最後的に破壊するような争闘戦に踏みだしています。それは大恐慌を世界戦争・核戦争に転化する道です。日帝・安倍は自身の無力さと無準備性を突きつけられ、改憲と独自の軍事大国化・核武装へ突進しています。革共同は、この情勢の大転換の中に革命の現実性をつかみ、日本労働者階級の先頭に立って、改憲阻止決戦に命がけで決起します。9条改憲と戦争突入という日帝の唯一の延命の道を断ち、南北分断打破・革命的統一へ進む南北朝鮮労働者階級と連帯し、東アジア革命―世界革命の突破口を切り開きます。
 闘いは、革共同と国家権力中枢との大攻防として、最も激しく火を噴いています。今夏の大カンパ闘争は、この革命党をめぐる決戦に勝利するための闘争です。国家権力は共謀罪をもって、機関紙発行を始めとする党活動に隠然・公然たる攻撃をかけてきています。革共同と労働者階級の力を結集してつくり上げてきた党独自の機関紙発行体制が、今こそその力を発揮するときです。独自の印刷所を防衛し、維持し、さらに発展させるために多額の資金が必要です。
 自国政府の戦争に絶対反対を貫く闘いを保障する非合法・非公然の党建設を支える財政がいよいよ必要です。第2次大戦末期、敗色濃くなった日帝権力中枢の報告書に「もとよりこれらの気運(厭戦〔えんせん〕敗戦的色調)に乗ぜんとする指導的反戦和平分子の断固たる制圧がある限り……大衆運動となって直接国内危機をもたらすがごときはありえずと思料する」との記述があります。(1944年8月、内務省警保局保安課)。党・階級の指導部さえ制圧すれば、ロシア革命のようにはならないというわけです。
 この認識はまさに今日の権力中枢・公安警察のものです。国会内野党は、日本共産党も含め「祖国防衛」の戦争賛成の立場であり、改憲勢力化しています。唯一転向させることができない革共同に、権力は弾圧を集中しています。これを粉砕すれば、改憲・戦争攻撃を必ず革命に転化することができます。
 改憲・戦争を阻止する階級的な運動の大発展のために、常任同志の活動を保障することが必要です。財政は活動の量を規定します。いつでも思い切ってオルグに行きビラが出せる体制を保障する財政が必要です。
 そして、今こそ国際連帯を大発展させる時です。自国帝国主義の戦争を絶対に阻止する闘いを土台に、全面的な交流と討論を深め、新しいインターナショナル建設を戦略的に準備することが求められています。8・5広島国際反戦反核集会はその決定的な第一歩です。革共同の国際的活動の発展のためにもぜひカンパを寄せてください。
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