改憲阻止の一大決戦に挑む 革共同に圧倒的カンパを!

週刊『前進』04頁(2957号03面02)(2018/07/16)


改憲阻止の一大決戦に挑む
 革共同に圧倒的カンパを!


 『前進』読者のみなさんに、革共同への夏期カンパを呼びかけます。
 G7サミットと米朝首脳会談は、アメリカ帝国主義の歴史的没落が、全世界の資源・市場・勢力圏をめぐる再分割戦と新たな世界戦争へと展開する時代の激動的転換を示しました。その根底には、パククネ打倒の韓国民衆総決起に象徴される労働者階級の巨大な反乱があります。戦争か、革命か----歴史を分かつ攻防が東アジア、朝鮮半島を焦点にして火を噴いています。
●胸躍る階級決戦が始まった!
 こうした中で断崖絶壁の危機に立たされた日帝・安倍政権の中から、自ら戦争を遂行し、日米安保を死守しつつアジア・世界市場の再分割戦に勝ちぬこうとする衝動が改憲攻撃として噴き出しています。
 しかし、日帝の改憲への踏み込みは、二度と戦争はさせないと誓い、戦後連綿と闘ってきた日本労働者階級の決起を奥底から呼び起こし、スターリン主義の裏切りによって圧殺されたアジア革命、世界革命の火を再び燃え上がらせています。改憲を巡る闘いは、日本労働者階級が改憲阻止、安保粉砕・日帝打倒へ命をかけて立ち上がり、アジア・全世界の民衆に革命の時代を告げ知らせる、胸躍る階級決戦のはじまりです。
 国鉄分割・民営化に絶対反対を貫き闘い続ける動労千葉・動労水戸―動労総連合はついに、改憲攻撃と一体のJR東労組カクマルの崩壊、連合の分裂・崩壊という歴史的情勢の中で、労働運動の復権をかけた第3の分割・民営化粉砕の闘いに総決起しています。これと一体で、11月集会を呼びかける3労組陣形は「改憲・戦争阻止!大行進」の強固な土台となり前進しています。日韓米を軸とした労働者国際連帯の闘いが生み出され、今夏8・5―6ヒロシマ、8・9ナガサキ闘争は、その巨大な飛躍と発展の場としてかちとられようとしています。
●今こそ全蓄積かけ改憲阻止を
 革共同は、反帝国主義・反スターリン主義の旗を掲げ、結党以来半世紀を超える闘いの中で、一貫して階級的労働運動を軸とした労働者人民の闘いと共に進んできました。それは、日本共産党スターリン主義の屈服と裏切りを乗り越え、真の革命政党を全人民の結集軸として打ち立てる苦闘の歴史でした。この中で、国家権力による破防法弾圧をはね返し、反革命ファシスト・カクマルを粉砕し、強固な非合法・非公然体制の構築をもって、機関紙『前進』の発行を全力で維持し、発展させてきました。
 この党と労働者階級の闘いの全蓄積をかけて、革共同は改憲阻止の一大決戦に挑みます。
 この闘いのただ中で、国家権力によるでっち上げ弾圧によって獄中に奪われている星野文昭同志、大坂正明同志をはじめとする全獄中同志を必ずや奪還し、改憲阻止決戦の隊列へと迎え入れる決意です。
 改憲決戦を縦横無尽に闘いぬくための圧倒的なカンパを心から訴えます。

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