機関紙拡大が進む 東京 『前進』フラクで青年や労組活動家と活発討論

週刊『前進』04頁(2963号04面07)(2018/08/13)


機関紙拡大が進む
 東京 『前進』フラクで青年や労組活動家と活発討論


 東京都委員会では、この1年の組織的な前進をふまえ、改憲・戦争阻止!大行進運動への挑戦を創造的に開始した。現場の取り組みは多くの教訓に満ちている。この間の担当者会議での報告から紹介したい。
 A地区のある職場では、7・1国鉄集会に、新たに1人参加してくれた。少数派の自分たちの労組が資本の連続的攻撃と闘い、職場全体を相手に宣伝して闘っている。資本の攻撃に負けていない。意識的に動労千葉物販もやってきた。それで体制内労組の若い役員で物販を買っている人を熱烈に誘ったら快く参加してくれた。職場や労組内のこと、国鉄分割・民営化時に配転させられた人を知っていることなど、交流もできた。この地区では全く別の契機から読者になった人を地域的に結んでフラクションを始めた。また青年活動家の団結と活動が強まっている。非正規職化と人事評価への怒りは、働き方改革法の強行でむしろ高まり、一層の闘いを求めている。
 B地区では、労働運動活動家と『前進』フラクションを行っている。先日は7・1国鉄集会の発言や、全学連大会アピールやNAZEN集会への論文を読み合わせした。積極的な質問が出て討論になった。そして、ついに7・1国鉄集会に、10年4・9政治和解以降来なかった労組活動家が参加した。日教組、自治体労働者の組織化で『前進』の役割は重大だ。小さなコラム記事や、戦争・憲法シリーズを切り取って使っている読者もいる。
 他の地区でも、配達人体制により配布が迅速になり集中性が高まった。物販から始めて青年との『前進』フラクを始めた。細胞体制の再強化や配布にOBの同志が先頭に立っている。
 星野闘争では日本共産党の影響下の人々が一つの層をなしている。「前進チャンネル」視聴者が増え、若い世代が近づいている。今こそ全国政治新聞で勝負するときだ。改憲阻止決戦は実践の中でマルクス主義を復権する闘いだ。この先頭で機関紙を拡大する体制をつくりつつある。
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