改憲発議阻止へ闘う 各地で改憲阻止!大行進発足

週刊『前進』04頁(2985号02面03)(2018/10/29)


改憲発議阻止へ闘う
 各地で改憲阻止!大行進発足

東京西部

 10月20日杉並区阿佐谷で、65人が集まり「改憲とめる!波をここから」をキャッチフレーズに「改憲・戦争阻止!大行進 東京西部」が結成された。4月から5回の討論会を積み重ねてつくりあげた大行進の地域運動体だ。また、結成を待たずに街宣キャラバンも開始し、杉並をはじめ中野、世田谷、新宿へもキャラバンカーを出している。
 結成集会では、高山俊吉弁護士が「ズバリ、安倍の改憲とは何か」の講演、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局の川添順一さんが「自民党の改憲案を斬る!自衛隊明記は何をもたらす?」を提起した。高山俊吉弁護士は「①安倍政権は命懸けで臨時国会での改憲発議を狙っている。②安倍は追いつめられている。③私たちは勝利できる」と3点を強調して、改憲発議阻止へ立ちあがろうと訴えた。(写真
 参加者の発言で、杉並だけでなく東京西部での闘いの蓄積を再認識することができた。さらに、星野闘争など新たな地域運動も形成されている。ほらぐちともこさんは来春杉並区議選への立候補の決意を鮮明に述べ、東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長が行動提起とともに、11・4労働者集会大結集への檄を飛ばした。さあ闘おう! 改憲をとめる波はここからだ!
(都政を革新する会・北島邦彦)

東京中部・南部

 10月11日、「いのち守る!改憲・戦争阻止!大行進 中部・南部の会」結成集会をかちとった(写真)。これまで、3月の教育労働者集会を皮切りに、7月に美術教員が「戦争と絵画」、8月に郵政労働者が「労働組合はどうあるべきか」、9月に出版労働者が「反戦詩」と題して講演する集会を開いてきた。
 始めに、基調報告を中部ユニオン委員長が行い、「グラグラの安倍に11・4集会大結集で、巨大パンチを!」と訴えた。
 これまでの各講演者が決意表明に立った。美術教員は、福島駅近くの防護服の子どもの立像が「風評被害を増幅する」との理由で撤去されたことに抗議。出版労働者は「11月労働者集会は数年前に参加して面白いと思い、組合活動をやるようになって参加してきた」と、反原発運動の労働者は「新橋アクションに関わってきて仲間が増えた。11月集会でぜひ1万人結集をかちとり、来年は2万人をめざそう」と訴えた。
 参加しているそれぞれが主体的に、素直に自分の気持ちを出して、お互い学び合い、職場・地域にさらに広げていくことから、安倍の改憲・戦争攻撃を打ち倒そう!
(南部 E)

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