戦争への道=入管法改悪弾劾 杉並から改憲阻止の大運動を ほらぐちともこさんが街頭演説

週刊『前進』02頁(2998号01面01)(2018/12/13)


戦争への道=入管法改悪弾劾
 杉並から改憲阻止の大運動を
 ほらぐちともこさんが街頭演説

(写真 阿佐ケ谷駅前の街頭宣伝で区民と交流【12月9日 杉並区】)

ほらぐち ともこさん
 洞口朋子。1988年生まれ。宮城県仙台市出身。2008年に法政大学に入学し全学連で活躍。「前進チャンネル」キャスターを務める。「改憲・戦争阻止!大行進」で活動中。

 来年4月の杉並区議会議員選挙への立候補を表明した全学連のほらぐちともこさんが、連日の街頭宣伝を行っている。青年労働者や女性をはじめ多くの杉並区民から、早くも「応援します」「前進チャンネルを見てますよ」「今まで日本共産党に入れてきたが次は絶対ほらぐちさんに入れます」といった熱烈な声援が寄せられている。12月9日、阿佐ケ谷駅前でほらぐちさんが行った演説の要旨を紹介します。(編集局)

奴隷労働の強制許さない

 杉並区民のみなさん、こんにちは。私、ほらぐちともこは来年4月の統一地方選挙において、元杉並区議会議員の北島邦彦さんの後を引き継いで、この杉並から区議会議員選挙に挑戦します。私は何よりも、4月の統一地方選から7月の参議院選挙をめぐって、安倍政権が憲法9条の改悪にいよいよ踏み込んでくることに対して、絶対反対の声をこの杉並から上げていきたいと思います。改憲を絶対に阻止する! それが選挙に挑戦するにあたっての私の第一の決意です。
 12月8日の未明、改悪入管法がわずか35時間の審議で、圧倒的な反対の声を踏みにじって強行採決されました。新たな在留資格が設けられ、来年4月から5年間で約35万人の外国人労働者が導入されると言われています。この間明らかになったのは、外国人技能実習生の7割が最低賃金以下で働かされ、この3年の間に分かっているだけで69人もの実習生が亡くなっているという現実です。入管法改悪によって、外国人労働者に対する奴隷労働の強制と使い捨てを一層拡大しようというのです。絶対に許すことができません。
 改憲も入管法の改悪も、戦争に突き進むための攻撃です。戦争ができるように憲法を変え、外国人労働者を戦前・戦中の徴用工と同じように酷使する。こんなことをやろうとしている安倍政権を絶対に許さず、今の国家や社会のあり方を根本から変えなければなりません。
 戦争だけは絶対に許さない! 私はその思いで区議選への立候補を決めました。みなさん、私たちと一緒に安倍政権を倒しましょう。労働者民衆が生きられる社会をともに闘いとりましょう。

労働者が生きる社会を!

 入管法改悪をめぐって明らかになった外国人技能実習制度の恐るべき現実は、決して外国人労働者だけの問題ではありません。青年や女性をはじめとして、あらゆる労働者をまるでモノのように扱い、資本にとって都合の良い安価な労働力として使いつぶしている、この社会の実態を示しています。
 今、若者の2人に1人が非正規職で不安定な生活を強いられ、とりわけ20〜30代の女性はほとんどが非正規職や年収200万円以下のワーキングプアに追い込まれ、結婚しても子どもを生み育てることが困難な状態にされています。たとえ正社員であっても長時間労働を強制され、過労死に追い込まれる人も続出しています。安倍政権が声高に叫ぶ「生産性の向上」とは、資本の利益のために労働者を使いつぶすことでしかありません。
 こうした現実がある一方で、私たちから集めた税金は高額のミサイルや戦闘機を大量に購入するためにつぎ込まれ、戦争への準備がどんどん進められています。
 学生の貧困も深刻になっています。私が通っていた法政大学でも、年間100万円以上もの高額な授業料のために学生の家族が貧困に突き落とされています。多くの学生が奨学金という名の借金を背負わされ、アルバイトを掛け持ちしながらなんとか卒業して社会に出ても、借金を返済するめどが立たない状況に追い込まれているんです。
 こんな社会や政治のあり方は根本的に間違っています。

青年、女性の怒りと共に

 若い人がどんなにがんばっても将来が見えない。労働者が人間らしく働き、女性が安心して子どもを生み育てる、そういう当たり前のことがまったく尊重されない。私はこの現実を変えるために、労働者の怒り、青年や女性の怒りを体現して、来年4月の区議選を闘う決意です。
 今、何よりも求められているのは、労働者のために声を上げる政党が登場することです。そして、一握りの政治家ではなく、この社会を動かしている労働者が、未来をつくる青年や女性が団結して闘いに立ち上がることです。とりわけ私と同世代の20代、30代の青年労働者や女性のみなさんに、一緒に立ち上がってほしいと思います。
 そのためにも私は、東京西部ユニオンという労働組合の副委員長として闘ってきた元杉並区議の北島邦彦さんを引き継いで区議選に挑戦します。そして東京西部ユニオンのような闘う労働組合をもっともっと大きくして、青年をはじめとした非正規職の労働者が連帯を求めて集まってくるような労働組合を杉並に、そして日本中につくっていくことが、社会を根本から変える力になると確信します。今回の区議選をその出発点にしたいと思います。
 民営化・規制緩和を推し進める杉並・田中区政と対決し、そして改憲・戦争に突き進む安倍政権と対決して、私はみなさんと一緒に闘います。応援よろしくお願いします!

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