2・24沖縄県民投票勝利へ 3000人が「辺野古埋め立て絶対反対」

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週刊『前進』04頁(3008号03面03)(2019/02/04)


2・24沖縄県民投票勝利へ
 3000人が「辺野古埋め立て絶対反対」

(写真 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で新基地建設を阻止する決意を込めてシュプレヒコールをあげる参加者たち【1月26日】)


 1月26日に「県民投票を成功させよう! 県民投票キックオフ集会」(主催/新基地建設反対県民投票連絡会)が沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開催され、3千人が結集した。
 2日前の24日には、辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票について、選択肢を賛否の2択から「どちらでもない」を加えた「3択」にする条例改正を県議会与野党が合意。全県での県民投票が実施される展望が出てきた。
 参加者は「3択」という形で歪められたとはいえ、県民投票に不参加を表明した5市長と自民党県連を追いつめた勝利感から、選択肢が何択になろうとも「辺野古埋め立て絶対反対」の圧倒的な民意を表明する決意を固めた。集会は、「県民投票で安倍政権を打倒しよう」「沖縄戦の教訓は『軍隊は住民を守らない』『基地は戦時にターゲットになる』ということだ。新基地建設を絶対に止めよう」という発言があったように、安倍の進める改憲と戦争に対する沖縄の労働者階級の根底的な怒りが噴き出していることを示した。
 この怒りと闘いに追いつめられた安倍政権は3月25日から新たな区域での土砂投入を沖縄県に通告した。さらに通常国会開会日の28日には、大浦湾側で新たな護岸工事に着手した。2〜3月は、文字通り安倍政権との力勝負の過程に入る。
 沖縄労組交流センターの仲間は、「沖縄万人(うまんちゅ)の力で星野さんを取り戻す会」の会員と一緒に、星野文昭さん解放に向けた第3次意見広告の成功を呼びかけるビラを集会参加者に配布した。1千部のビラとセットにした要望書は集会開始前にすべて配布された。「星野さんね」「(仮釈放の)見通しはどうなの」とビラを受け取りながら話しかけてくる人が途切れることなく続いた。
 2・24沖縄県民投票の圧倒的な勝利で、安倍政権を打倒しよう! 星野文昭さん解放へ、第3次意見広告を成功させよう! その力で4月杉並区議選に絶対勝利しよう!

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