団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(3038号04面07)(2019/05/27)


団結ひろば 投稿コーナー

萌えいずる洞口区議の誕生
 東京 中岡惺

 杉並区議選の告示期間中おおむね好天に恵まれ、区内を流れる善福寺川の桜は満開。
 洞口さんの当選は実に清々しい勝利です。区民の方々のさまざまな思いが一つに結合し、待望の区議が誕生した。
 当選の直後、支持者の方へ朗報を届けるあいさつ回り。「最近、よく体をぶつけるし、認知症も出てきている。覚えていられるか不安」と語る、以前は活動的な山ガールの方にあいさつ。「ほらぐちさんは全部ひらがなでしたね」と言うので、「そうです」と私が答えた。「入れたわよ」と興奮気味に返してくれ、思いが通じていました。
 また、1年前の署名で知り合い、天皇制絶対反対と国鉄1047名解雇撤回で一致した方は、幾度かの談話を経て洞口さんへの支持と投票を確約。「区役所で見たわ。当選、やったわね」と満面の笑みで迎えてくれました。勝利の勢いで、1年とはなりませんでしたが、3カ月の『前進』の定期購読につながり、次の歩みを始めています。勝利は一瞬にして意識を変えるものです。
 4月の区議選は完全な改憲阻止決戦となりました。改憲阻止、洞口さん必勝のあらゆる思いが一つになり、ほとばしる団結を生み出し、勝利を闘いとりました。安倍政権の天皇代替わりの絶望的もくろみを根底で打ち破り、杉並の地に絶対反対の旗が打ち立てられました。
 改憲・戦争阻止の基軸性をあくまでも明確に貫き、区議の力を存分に発揮して、大行進運動の発展を実現しましょう。阿佐ケ谷再開発を止める責務を自覚しつつ、地区党と拠点を建設しよう。5・1メーデーの力で、即位を弔鐘の令(元号の終わり)に変えてやろう!

洞口さん当選 共産党に衝撃
 新潟地域一般労組 高橋道夫

 5月1日、新潟市内で開催された総がかりメーデーに私を含めて3人で『前進』と6・9国鉄闘争全国運動集会を呼びかけるビラをまきました。
 始めてから数分もたたないうちに、十数人の共産党員が私たちを取り囲み、「俺たちは民主勢力。敵対勢力、中核派」と、さらに建交労役員が国鉄1047名解雇撤回闘争について「俺は裏切り者でも結構」と言いながら、受け取っていく参加者から『前進』とビラを回収し始めました。
 しかも、動労総連合・新潟のノボリを指して「あれを下げてくれ」と言ってきました。今までにない対応に、私は「杉並で洞口さんが当選したこと書いてあるから、これを読みなよ」と話すと彼らは絶句してしまいました。洞口さんという中核派の若い世代の当選の一方で、共産党が全国で議席減となったことにショックを受けたようでした。こうした中で、私たちは堂々と用意した400枚のビラをまききりました。
 それから、同じ日に天皇即位に祝意を表した志位共産党委員長の一方で、『前進』の天皇制を暴くシリーズを「良かった」という共産党シンパの声も届けられています。

沖大解放集会に学生の注目
 沖縄大学学生自治会委員長 赤嶺知晃

 5月17日、沖縄大学の中庭で「辺野古基地建設反対の訴えや音楽ライブの告知のビラまきも禁止? こんな大学変えよう! 沖大解放集会」が行われました。
 沖大当局は、案の定、この集会に対して「沖大学生自治会は、極左暴力集団」「学内の秩序を乱す恐れがある」と集会妨害の文書を出しました。
 しかし、沖大当局の弾圧に負けず沖大解放集会は、多くの沖大生が集まり、注目する中で行われました。弾圧を打ち破れたのは、この集会に3人の沖大生が「大学への不満や怒り」をメッセージとして書いてくれたからです。集会中もメッセージを読み上げ、沖大学生自治会と沖大当局、どちらが学生の思いを体現しているかは明らかでした。
 学内弾圧が通じず、追いつめられた沖大当局は、警察に通報し、警察を沖大の学内に招き入れて「学外者は出ていけ、集会をやめろ」と恫喝してきました。絶対に許せません!
 沖大解放集会は、沖縄県警が来た後も続けられ、多くの学生が注目する中で打ちぬかれました。キャンパスの力関係が変わっていると実感する集会でした。この集会を機に沖大解放の学生の大きな運動を巻き起こしていきます。

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