那覇市で全国交流集会 星野さん今すぐ解放を 辺野古阻止と一体で闘う

週刊『前進』02頁(3039号02面04)(2019/05/30)


那覇市で全国交流集会
 星野さん今すぐ解放を
 辺野古阻止と一体で闘う

(写真 病気と闘う星野さんの一日も早い解放を! 熱い思いがあふれた【5月19日 那覇市】)

 5月19日に那覇市で「星野闘争勝利全国交流集会」を開きました。文昭さんに対する仮釈放の不許可と医療センターに移監され肝細胞がんが分かったことで、皆の怒りがすごい。文昭さんをめぐる状況が日々変化し、今どうなっているか、自分たちは何をすればいいのかを皆が知りたがっている中で、全国的に情報を共有できるいい機会でした。
 まず辺野古工事の強行と星野さん獄死攻撃への怒りが重なり、新しい仲間が積極的にスタッフとして頑張り大成功した沖縄星野絵画展の報告が行われました。その人々がこの集会にも参加しました。
 全国再審連絡会議共同代表の平良修さんは、「星野さんのような人が無期で囚われていることは、沖縄が無期にさせられていると感じ放置できない。私自身が苦しく、共同代表を引き受けた」と語り、仮釈放不許可への怒りを表明しました。
 次に共同代表の狩野満男さんが、星野さんをめぐるこのかんの動きを詳しく説明しました。妻の星野暁子さんは医療問題について、面会の様子、手術のことなどを具体的に、怒りと愛情を込めて語られました。徳島刑務所ががんと知りつつ放置したことへの怒り、星野さんが病気と前向きに闘っていること、「『沖縄闘争を闘うことで自分は人間になれた』と今言い切れたことで改めて自分の闘いを位置づけられた」との文昭さんの言葉が紹介されました。暁子さんの「文昭を殺させてはならない。この2年間の闘いは、今後の運動の可能性をつくった。解放のための団結をつくり、日本を変える闘いを一体にして進めたい」との話は参加者に勇気と展望を与えました。その後全国の闘いの報告・交流がされました。
 暁子さんは19日昼は宜野湾での県民大会に参加し要望書を集め、辺野古座り込みで頑張る島袋文子さんに会い、意見広告で名前・コメントを出してもらったお礼もできました。琉球新報と沖縄タイムスの取材も受け、記事は両紙に写真入りで掲載されました。全国の力で星野闘争の前進をつくった有意義な闘いでした。
(沖縄万人の力で星野さんを取り戻す会・和田邦子)
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