国鉄解雇撤回へ闘いぬく 動労総連合 千葉県労委に抗議

週刊『前進』04頁(3042号01面03)(2019/06/10)


国鉄解雇撤回へ闘いぬく
 動労総連合 千葉県労委に抗議


 動労総連合は6月5日、国鉄1047名解雇撤回を求める申し立てを全面否定し却下決定を下した千葉県労働委員会に赴いて中央労働委員会に対する再審査申し立ての手続きをとるとともに、満身の怒りを込めた抗議文をたたきつけた。
 千葉県労働委が却下決定を出した経過は、異例ずくめだった。審問(事実調べ)も拒み、その審査拒否を弾劾して動労総連合が起こした裁判の結論も待たずに県労委は却下を決定した。しかもその内容は、JR設立委員が解雇に関与したという、解雇撤回闘争を三十数年闘う中でつかんだ事実を、何の理由もなく否定し去るものだった。
 動労総連合は、この決定を出した千葉県労働委に怒りをたたきつけ、あくまで国鉄1047名解雇の撤回へ闘う決意を固めた。
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