労働者階級の党つくり 未来開くためカンパを

週刊『前進』04頁(3048号02面05)(2019/07/01)


労働者階級の党つくり
 未来開くためカンパを


 すべての労働者の皆さん。プロレタリア世界革命に向かった新たな労働者階級の決起が世界中で始まっています。スターリン主義によって抑えつけられてきた私たち労働者階級の根底的怒りを解き放ち、腐りきったこの社会を打ち倒す歴史的な挑戦の時がついに到来しています。
 この時、未来をかけて新たな労働者党を自らの手で建設するためにカンパをお願いします。
●人が生きられる社会を
 私たちの怒りは頂点に達しています。
 イランへの侵略戦争をはじめ、世界を戦争にたたきこもうとしている米帝国主義・トランプ。労働者に低賃金と過労死を強制しながら、「老後には2000万円が必要」などという国家的な詐欺を居直り、私たちから生きることそのものを奪って恥じない安倍政権。「運転士」や「車掌」というあり方を廃止し、すべての業務を外注化し、安全を崩壊させようとしているJR資本。
 こうした連中に対し労働組合や学生自治会が団結を固めて闘うことを、「威力業務妨害」「脅迫」「不法侵入」などというでっち上げで逮捕し投獄することが許せますか! 「人間が人間らしく生きられる社会を」と訴える無実の星野文昭さんを44年も獄に閉じ込め、獄死させた国家権力を許せますか!
 今こそこの怒りを解き放ちましょう。闘う労働組合をよみがえらせましょう。この団結の中に私たちの未来があります。
 コンビニ関連ユニオンを立ち上げた青年労働者は語っています。「人が倒れていく現場を見るのはもうたくさんだ。私たちは24時間営業義務化廃止を訴えている。『8時間は労働、8時間は睡眠、8時間は自分のために』、人が人として生きていける社会にするために組合を結成した。敵は一つ。本部に対して総団結して闘いぬく」
●杉並区議選で洞口当選
 こうした思いが一つになったのが杉並区議選でした。この選挙決戦で労働者階級は階級的団結の力をつかみました。洞口朋子さんが労働者階級そのものとして階級の言葉で訴え、杉並区民と団結してつかんだ勝利であり、真に労働者民衆の立場で共に闘う議員の誕生です。
 洞口区議は語っています。「団結、未来、人生が徹底的に奪われてきた世代を獲得したかった。私たちの敵が誰なのかを示したかった。私たちが団結すれば社会を変えられることを伝えたかった」----。この思いが軸となり、労働者民衆の思いが本当に一つになった! この団結こそ青年・学生を先頭とした新たな労働者階級の党をつくる出発点です。
 自らの未来を、自らの力で切り開くために、圧倒的なカンパを寄せてください。ギリギリの生活の中から寄せられる一人ひとりのカンパがその大きな力となります。
 どうぞよろしくお願いします。

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