A同志の不当逮捕弾劾 G20と一体の治安弾圧許すな

週刊『前進』04頁(3048号04面02)(2019/07/01)


A同志の不当逮捕弾劾
 G20と一体の治安弾圧許すな


 6月21日、警視庁公安部はAさんを免状不実記載容疑で逮捕し、26日に前進社への不当な家宅捜索を行いました。2017年に運転免許証を更新した際に前進社の住所を記載したことに対して「虚偽の住所を記載した」とでっち上げたのです。
 しかしAさんは10年以上も前から前進社に住んでおり、これは百パーセントのでっち上げ弾圧です。
 そもそも、Aさんが逮捕されたのは、前進社から徒歩で5分も離れていない場所です。Aさんは、前進社を出て近所の行きつけの歯医者に行った後に逮捕されたのです。
 安倍政権は、大阪で開かれるG20サミットを前にした「警備」と称して、反戦運動の先頭に立つAさんを狙い撃ちにしたのです。これはG20と一体の治安弾圧であり、安倍政権の進める政策に反対すること自体を許さない政府の姿勢は、警察国家そのものです。
 こんなでたらめな弾圧を日々繰り返し、労働者民衆を威迫することで「ものを言えない社会」をつくり出そうとしているのが安倍政権であり、その実行部隊が警視庁公安部です。
 しかし、こんな脅迫じみたことで改憲反対の声を押しとどめることはできません。労働者が団結して闘えば、安倍政権の改憲=戦争政治を吹き飛ばすことができます。
 パククネ政権を倒した韓国労働者人民の闘い、中国当局の介入強化を阻止している香港の青年たちの闘いなど、世界で闘いが巻き起こっています。日本の労働者もこれに続こう!
 警視庁公安部は不当な弾圧をやめろ! 警視庁の言いなりにデタラメな逮捕令状を乱発する裁判所は恥を知れ! Aさんを直ちに釈放しろ!
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