オスプレイ訓練やめろ 労組先頭に横田基地へデモ

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週刊『前進』04頁(3056号03面04)(2019/07/29)


オスプレイ訓練やめろ
 労組先頭に横田基地へデモ

(写真 横田基地に向かうデモ【7月20日 東京・福生市】)


 7月20日、東京・福生(ふっさ)市内で「オスプレイ訓練やめろ!改憲阻止!基地撤去!横田デモ」を開催し、80人が怒りの声を上げました。
 三多摩労組交流センターの青年の司会で集会が始まりました。主催者を代表して日本機械工業労働組合の山口弘宣委員長が「住宅や職場の上空を飛ぶオスプレイは絶対に許せない。労働者の力で改憲・戦争を止めよう」とアピールしました。続けて横田・基地被害をなくす会副代表の福本道夫さんが、オスプレイの夜間ホバリング訓練やC130輸送機のパラシュート降下訓練がもたらす騒音被害や落下事故など横田の現状を報告し、「黙っていてはいけない。闘い続けよう」と訴えました。
 三里塚反対同盟の伊藤信晴さんは、「三里塚も軍事空港反対で横田の住民と共に闘う。9・24請求異議裁判に結集を」と呼びかけました。杉並区議の洞口朋子さんは、阿佐ケ谷再開発問題の公聴会を報告し、「労働者の力で社会を変えよう」とアピール。全学連の吉田悠さんが夜の銀座デモへの参加を訴えました。
 集会後、「学校の上を飛ばすな」「静かな夜と空を返せ」と訴えるデモに出発。横田基地を前に怒りはヒートアップし「戦争のためのオスプレイいらない」「横田基地を撤去しろ」「改憲進める安倍を倒そう」と声を上げました。デモ隊のコールに沿道や建物の窓、対向車からは大注目です。ビラを受け取った女性が「安倍は許せない」とデモに飛び入りする場面もありました。
 デモにはユニオンで解雇撤回を闘う労働者や星野絵画展の参加者、ビラや週刊誌の広告を見て参加した方など、地元や近隣の方が何人も参加してくれました。 昨年に続く2度目の横田デモは、辺野古埋め立てと不屈に闘う沖縄と連帯する闘いになると同時に、参議院選挙と対決し安倍への怒りを解き放つ闘いとして打ち抜かれました。基地被害を許さず、労働組合を先頭に地元から改憲阻止・基地撤去の運動をつくるために闘います。
(改憲・戦争阻止!大行進 三多摩実行委員会 I)

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