関西生コン支部に新たな弾圧

週刊『前進』02頁(3069号01面04)(2019/09/19)


関西生コン支部に新たな弾圧


 9月4日、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武建一委員長ら2人が京都府警に再逮捕された。6年前の会社倒産にともなう労働債権確保の争議を「恐喝」とする大弾圧だ。
 倒産企業から未払い賃金(退職金も賃金の一部)を確保することは、労働者にとって当然の権利であり、戦後労働運動が闘いとってきたかけがえのない地平であり、解雇撤回とともに労働組合にとって譲れない一線だ。資本を追い詰める労働者の執念が、泣き寝入りをのりこえて資本家階級との力関係をつくりかえてきたのだ。
 関生支部への一連の大弾圧は、その開始から1年2カ月が経とうとしている。嵐のような逮捕、解雇、分断・転向強要の大攻撃の中で満身創痍(そうい)になりながら不屈に闘いぬいている関生支部は日本労働者階級の誇りだ。一連の弾圧は政府・資本・国家権力がいかに関生労働運動と労働者階級に恐怖しているかを表している。労働運動を解体せずに戦争はできない。すでに多くの労働者が関生弾圧との闘いに自らの生きる道を見出して決起している。全国各地から関生弾圧を許さない闘いをつくりだそう。
 9・25労働組合つぶしの大弾圧を許さない座り込み集会に結集しよう。そして11・3全国労働者総決起集会の大結集で資本と国家権力に反撃しよう。
 弾圧を仕組んだ大阪広域生コン協組や排外主義グループ、国家権力と対決し、公判闘争を関生支部と団結して闘おう。

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9・25労働組合つぶしの大弾圧を許さない座り込み集会
 9月25日 午前8時30分〜午後4時
 大阪市北区・西天満若松浜公園(大阪地裁前)
 ※韓国から民主労総が参加

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