市東さん耕作権裁判 千葉地裁 緊迫する農地決戦

発行日:

週刊『前進』05頁(3176号04面02)(2021/01/01)


市東さん耕作権裁判 千葉地裁
 緊迫する農地決戦

(写真 開廷に先立ち、三里塚芝山連合空港反対同盟を先頭に70人が意気高く千葉地裁に迫るデモ行進【12月21日 千葉市】)

 12月21日、千葉地裁民事第2部(本田晃裁判長)で、市東孝雄さんの耕作権裁判が開かれた。開廷に先立って反対同盟を先頭に千葉市内デモを闘った。
 この日は、裁判官交代に伴う更新手続きが行われ、市東さんと弁護団があらためて農地死守への決意を力強く意見陳述。次回期日は3月15日。
 閉廷後、弁護団は17日の東京高裁での判決に基づく強制執行の停止を求めて、千葉地裁と交渉を行い、担保保証金100万円の支払いを条件に執行の一時停止で合意した。しかし効力の期限は3月31日まで。その後は最高裁との交渉によって決まる。
 農地決戦は、油断できない緊迫した情勢だ。しかしコロナ危機は一層NAAを窮地に追い込んでいる。農地強奪攻撃を粉砕し、市東さんの農地を絶対に守り抜こう。反対同盟に全力でカンパを届けよう。
このエントリーをはてなブックマークに追加