7・4国鉄全国集会発言 階級的労働運動の力と展望がここに

週刊『前進』04頁(3202号02面01)(2021/07/12)


7・4国鉄全国集会発言
 階級的労働運動の力と展望がここに


 国鉄闘争全国運動の7・4全国集会は動労千葉の関道利委員長、関西生コン支部の武建一委員長の講演を柱に階級的労働運動をよみがえらせる土台を築いた。集会での主な発言の要旨を紹介します。(編集局)

過半数労組へ飛躍を
国鉄分割・民営化型の大攻撃に立ち向かう
 国鉄千葉動力車労働組合 関道利委員長

 コロナ禍はJRの民営化体制を破綻させました。新自由主義的鉄道の崩壊、民営化政策の崩壊がコロナによって暴き出されました。JR北海道と四国は4月以降、事実上、再国有化されています。それでも若い労働者が毎年何百人も退職し、逃げ出しています。
 社会全体が底が抜けたように崩壊し始めています。これに対し菅政権はより極端化した新自由主義に突っ走ることで危機を乗り切ろうとしています。JR東日本は国家意思を体現して国鉄分割・民営化型の大攻撃に乗り出しています。
 職場では、5月26日にJR東日本が打ち出した「柔軟な働き方」という提案をめぐって衝撃が走っています。その内容は第一に、鉄道の現業部門のすべての職名を廃止するという驚くべきものです。車両・電気・施設・輸送・営業すべての系統の全職名が廃止されます。それぞれの仕事の専門性や経験、労働への誇りなど何の価値もないものとして扱おうということです。
 第二に、融合化です。駅や運輸という現業機関を統合し、そこに駅店舗など生活サービス部門、企画部門も一部融合する。提案で示された勤務のモデルは、毎日の仕事がくるくると変わっていく姿です。一日の中でも時間ごとに業務が変わる勤務形態まで示されています。労働者を無限の競争に駆り立て、ついていけないものはとっとと辞めろ、ということです。融合化攻撃の狙いは、大規模な外注化、労働者の総非正規職化、低賃金化です。
 第三に、融合化と一体でグループ会社の大再編が始まります。鉄道以外の収入を5割まで拡大することを目的に、JRの労働者を月60時間までグループ会社での副業に駆り立てていく制度が始まりました。過労死が深刻な社会問題になっているというのにです。
 しかしこんな非人間的なやり方は、労働者をぼろぼろにするものであり、怒りの声が必ず噴き出します。
 こうした新自由主義の破綻・崩壊は、すべての現場・社会全体で起きています。私たちはさまざまな運動の中で敵の矛盾・弱点がどこにあり、味方が団結できる方針・展望がどこにあるのかを必死につかみ取って、具体的な闘いに組織しなければなりません。新自由主義に断を下す労働運動をつくりあげましょう。
 動労千葉は6月20日、定期委員会を開催し、融合化攻撃に対して外注化阻止闘争、反合理化・運転保安闘争の再構築、組織拡大闘争をもって立ち向かう方針を決定しました。
 まず、外注化阻止闘争の再構築です。検修構内業務の外注化は完全に破綻して業務を回すことができなくなっています。この矛盾を徹底的について闘えば、新しい地平に前進することができると確信します。
 第二に、JRとCTS(千葉鉄道サービス)は65歳に達するエルダー組合員の雇用延長を拒否しています。これに対して、労働委員会に不当労働行為の申し立てを行います。
 第三に、CTSでの組織決戦に立ち上がります。幕張事業所の職場代表選挙で、私は152票対63票で勝利しました。7月2日には津田沼事業所で渡辺靖正執行委員が勝利しました。
 相手候補はCTS労組の委員長と書記長です。御用労組との党派闘争に勝ち切ったことは大きい。これから何としても労組過半数代表に飛躍する決意です。木更津事業所では若い仲間が動労千葉に結集しました。
 次に反合・運転保安闘争の再構築です。融合化攻撃は乗務員の大リストラに焦点が当てられています。動労千葉は少数派ですが、揺るがない中心がいれば労働者の意識は必ず大きく動き出します。
 さらにワンマン化・車掌廃止反対闘争を職場と地域ぐるみの闘いを結合して全力で強化します。国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利まであと一歩をつめきる闘いをさらに強化します。
 必要なのは労働組合の再建です。関生弾圧粉砕へ全国の力を結集し、3労組共闘、労組交流センター運動を今こそ発展させましょう。改憲と戦争の危機が現実化しています。沖縄・三里塚などあらゆる闘いが正念場です。動労千葉は先頭で闘う決意です。

やられたらやり返す
関生弾圧と労働運動の展望を語る
 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 武建一委員長

 皆さん、こんにちは。
 関生支部への大弾圧、戦後では最大級の弾圧じゃないかと思います。89人逮捕され、約70人が起訴されています。私の保釈金は3千万円を超していますが、物理的に徹底的に痛めつけようという権力の意図があります。
 関生支部はどんな性格の労働組合かとよく聞かれます。簡単に言いますと幅広く大衆的な組織であり、同時に組合員の家族の生活を守り、全世界の労働者階級の利益を体現するような組織。つまり階級的な観点で闘う労働組合、大衆性と階級性が関生の性格です。
 関生支部の社会的な任務について三つほど考えています。一つは、労働組合なら当然ですが経済闘争をしっかり闘うことです。資本は、労働者から搾取する複雑な賃金体系を導入する。労働者同士が競争するような成果主義とか、出来高払い制度とかを導入する。そうすると資本にとって労働者を支配しやすくする。関生は一貫してそういう制度を認めない。労働者が団結するうえでも賃金制度をしっかり考えて実施するのが重要です。
 それから産業別政策としては、労働組合が推薦する労働者を雇用するというのを会社に押し付けている。経済闘争の領域は他に誇れるような制度です。
 二つは、政治闘争。年金改悪、医療予算が還元される仕組みになっているかどうか、あるいは日常生活でも大企業に都合がいいような政府の政策に対する提言をする。政治闘争の中でも反戦・平和の闘い、アメリカの侵略、あるいは沖縄の辺野古新基地建設に対してストライキで闘う。いわば政治闘争を社会的任務としてやってきました。
 三つは、思想闘争。労働者の側も資本家に都合がいいような考え方を持ったりするんですね。マルクス経済学を学び、労働者としての階級性を身につける。労働学校を開設して、勉強できる仕組みをつくっています。この三つが関生の社会的な任務です。
 同時に関生の場合、職場における権利侵害を一切認めない。特に関西では経営者が労働運動つぶしのために山口組を入れるんですね。残念ながら我々の組合員2人が犠牲になって殺されてる。私も5回ほど殺されかけましたが、「やられたら3発返す」「やられたらやり返す」という信念が関生の特徴です。
 例えば組合員が少数派の職場で人権侵害があれば、職場以外の仲間を動員して抗議闘争をやる。日本共産党なんかは権利侵害があると、原状回復が精一杯です。関生は原状回復は当たり前、相手の不当労働行為を抑止するにはペナルティを与えなければいけない。
 資本家は金もうけを追求する存在。個別交渉もしますが、できるだけ集団で交渉する。大企業の収奪と闘うには中小企業と労働組合が連携協力するという政策をつくり、行動を組織する。動労千葉の皆さんみたいにストライキで体張って闘う。ストライキこそ労働者の最大の武器です。
 もう一つは、国際連帯を強化することが大事です。国内の運動としては11月集会を毎年やって、もう20年以上です。これが日本の労働運動の再生にとって大きな運動です。
 国鉄労働者の闘いを勝利していくための運動として、日本労働運動再生の大きな中心にいるのがこの仲間たちです。関生支部はこういう運動と交流して民間における運動、労働者が幅広く結集する運動を、中小企業の皆さんと連携協力しながら闘っていく。
 資本主義の中で生きている人は資本主義が永遠不滅だと思ってるわけですが、決して資本主義は永遠不滅ではない。コロナを利用して大量の首切りをする。やってはいけないオリンピックとか、常識では考えられないことを金もうけのためにやる。こういうことをしていけば、必然的に階級対立は先鋭化する。
 今までのような企業内労働組合じゃなく、産業別の労働組合を建設して、産業政策、あるいは人権擁護のために闘い、仲間との連携を強化し、地域・全国に拡大する。今日の集会を契機にして、力強い運動を各地で頑張ることを心より期待しています。

主催者あいさつ

新自由主義に労働の現場から対抗を
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人 伊藤晃さん

 新自由主義を終わらせる労働運動をどう再建するか、昨日は討論集会を行いました。4人の方々が報告し、それぞれの場で10年以上の苦しい経験の中から、新しい運動の形が少しずつ見えてきたことがわかりやすく報告されました。労働運動の新しい形の芽生えが私には感じられました。これは関西生コンの運動にも言えることです。激しい弾圧に耐えている力の源泉は、この組合の20年以上の経験の中からつくられたものであると思います。
 もう一つは、社会全体が新自由主義の重圧を受け、たとえば地域、医療、教育などの場で、人々がその重圧と対抗する力を形成していく上で、そこで働いている労働者の運動がどういう意味を持っているのか、ということです。館山を中心にした房総の運動では、地域の生活体の中で交通労働者が働いている意味が再認識された。この社会と労働との関係は、関西生コンや、動労千葉の運転保安闘争の伝統にもつながっているものだと思います。
 11月集会に向けて多くの場で皆さんの運動の経験が検討され、多くの試みがなされることを期待します。

連帯あいさつ

権力の横暴許さず三里塚は絶対勝つ
 三里塚芝山連合空港反対同盟 市東孝雄さん

 6月8日、最高裁は請求異議の上告を棄却しました。絶対に許せません。何の説明もない判決に、憤りを感じています。しかし、私たちは日々闘っているわけなので、現地闘争をいかに強固に広げていくか、それが今、一番大事なことだと思っています。
 反対同盟は今までも55年間、権力の横暴なやり方と対決して自分たちの正義を貫いてきました。だから権力もつぶせないんだと、いつも思っています。素晴らしい闘いをしている動労千葉、関西生コンの闘いに学び、市民運動、学生とともに連帯し、反対同盟はこれからも頑張っていきます。
 反対同盟は、一斉行動というかたちで「同盟ニュース」をもう91回も地域にまいています。絶対に負けるわけにはいきません。あくまで闘いぬきます。

独裁軍事政府への日本の支援止めて
 在日ビルマ市民労働組合 書記長 マテンテンウさん

 2月に国防軍クーデターが起きて、ビルマ全体が戦争状態です。亡くなった方は815人、拘束者は6481人になりました。家族と一緒にデモ行進に参加していた6歳の少女が捕まり、警察の留置所に1週間以上入れられました。
 私たちの国は飛行機で6時間半ぐらいかかるけど、みんな心はつながっていることを確信しています。
 私たちは、ミャンマーの統一政府を認めてもらうために活動しています。もう一つは、日本がミャンマー独裁軍事政府を支援しているすべてを今、止めてほしい。これは、日本の皆さまの力でしてもらわないとできない。お願いします。私たちを応援して下さい。

1047名解雇撤回へ

(写真 国鉄解雇撤回闘争当該の動労千葉争議団と動労総連合1047協議会が「不当労働行為の責任を取らせJRに戻る」と決意を表明)

JRに解雇の責任取らせ職場に帰る
 動労千葉争議団 中村仁さん

 国鉄分割・民営化こそ労働者への攻撃を核心とする日本の新自由主義の出発点でした。動労千葉は職場で合理化に反対し運転保安闘争を闘いながら、三里塚闘争、沖縄闘争など全国の闘いと連帯して闘ってきました。その輪が分割・民営化絶対反対、1047名解雇撤回の闘いを支えてくれたと思っています。
 勝利まであと一歩です。JR東日本を裁判に引きずりだし、不当労働行為の責任を認めさせ、私たちはJRの職場に帰ります。
 改憲・戦争への道を絶対に許してはなりません。戦争は資本主義の金もうけの道具でしかないし、支配者の駒として命を落とすのは労働者です。
 腐り果てた資本主義に引導を渡し、新しい歴史と社会をつくるのは労働者の団結した力です。ここに集まった皆さん、その先頭に立ちましょう。

怒りが運動の原点これからが本番だ
 動労総連合1047協議会、動労総連合・九州委員長 羽廣憲さん

 34年経った今でも、当時の怒りは一切消えません。怒りが今の運動の原点であり、絶対非和解です。仲間との団結は金ではつくれない。私たちは解雇撤回だけでなく、今のあらゆる問題を国鉄労働者が先頭で闘う姿をアピールすることで、前に進んでいきたい。これからが本番です。解雇者の名誉をかけて全力で闘います。

JR東社長の深沢祐二を許さない!
 動労総連合1047協議会 小玉忠憲さん

 今年で国鉄が民営化されて34年目になりました。民営化の前に、本州は大幅に定員割れになり、全員が採用名簿に掲載された。だけどその数日後に意識的に人を選んで不採用にした。その下手人が今のJR東日本社長の深沢祐二だ。
 我々は絶対に負けない。必ず勝利し報復する。ご支援よろしくお願いします。

裁判勝利のために団結と大結集を!
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人、動労千葉顧問弁護団長 葉山岳夫さん

 現在、東京地裁で中労委を被告として闘っている裁判のポイントは、不採用基準の策定が単に国鉄当局にとどまらず、JR東日本が法的責任を負うべき不当労働行為であることを明確にすることであります。
 2010年4月の政治解決の逆風をついて動労千葉組合員が不当解雇を撤回せよと訴えて闘い、12年、東京地裁・白石判決が不当労働行為を認定し、15年、最高裁で確定しました。
 ところが現在、中労委は不当労働行為であることを故意に隠し、門前払いをし、JR東日本の盾になっています。あと一歩で勝利と言われますが、簡単ではありません。総資本が真実の究明を阻んでいます。勝利するには、関西生コン支部に対する不当弾圧をはね返すように、強く団結し、大結集で闘い抜く必要があります。弁護団は勝利するまで、徹底的に闘います。

国鉄闘争の発展に向けて

(写真 JRの現場から動労千葉と動労水戸、労働委員会闘争を担う弁護団が大合理化と闘い勝利する闘志を示した)

破綻した外注化を粉砕するまで闘う
 動労千葉幕張支部 山田護さん

 6月のCTS幕張事業所の職場代表選挙で、関委員長が4年連続の勝利をかちとりました。職場では検修構内業務の外注化が完全に破綻しJRとCTSの計画を頓挫させるところまで追い込んでいます。プロパー社員が次々に退職し、要員不足で業務が回らない。
 ところがJRとCTSは、65歳以降も働くことを希望している支部組合員の再雇用を拒否しています。70歳まで働ける労働条件の確立を求めて闘うと共に、再雇用拒否の不当労働行為を弾劾する労働委員会闘争を闘います。

CTSで働く青年が動労千葉に加入
 動労千葉木更津支部 佐野正幸さん

 7月1日付でCTS木更津清掃で働いている青年が動労千葉に加入してくれました。彼は、毎日の作業でコロナにいつ感染するかという不安の中で、CTS労組は何もやってくれない、ただ毎月組合費を払い続けているだけなのはおかしい、と思っていました。
 JR東日本が「柔軟な働き方」、融合化を提案してきました。みんな不安に思っています。これからも足元の小さなことをコツコツと積み重ね、おかしいことはおかしいと言って、組織拡大につなげていきたい。

再雇用拒否許さず労働委員会闘争へ
 弁護士 森川文人さん

 今、JRやCTSの現場では、要員が足りないにもかかわらず65歳の、まだまだ働く誇りと意思のある労働者を、動労千葉という労働組合に所属していることで雇用延長を拒否しています。
 労働組合は労働者階級の意思です。資本がなくても社会は回るが、労働者がいなければ社会は成り立たない。そのことを思い知らせるために、「やられたらやり返す」で、不当労働行為のやり得を許さない闘いを労働委員会闘争から始めたい。共に闘いましょう。

組合差別裁判闘い労働者を結集する
 動労水戸委員長 木村郁夫さん

 水戸でもJR東日本の攻撃が激しさを増しています。動労水戸は不当労働行為を打ち破るために全力で闘いたい。
 10年間闘ってきた第2次組合差別裁判が来年には結審します。JRの施策の中で揺れ動く労働者、東労組が解体されよりどころがなくなった労働者を結集する闘いとして取り組みたい。

北海道から

地方の切り捨てに労働運動で反撃!
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人、自交総連SKさくら交通労働組合委員長 河野晃興さん

 札幌のタクシー労働者です。全国運動・北海道は国鉄闘争を軸に闘う労働運動を北海道の地に、そしてJR北海道の職場につくりだすために頑張っています。
 JR北海道では先日、函館本線で保線車両が逸走する重大事故が起きました。若年退職が毎年100人以上という異常な事態の中で殺されかねない現場になっています。赤字路線廃止を巡っては、4月1日に日高線の鵡川(むかわ)―様似(さまに)間が廃止されました。日高町は、公的病院の再編・統合の直撃も受け、自治体は消滅へ突き進んでいます。寿都(すっつ)町のように核のゴミ捨て場に手を挙げるという北海道切り捨てに行きついています。
 しかし反撃のチャンスが訪れています。関西生コン支部を支援する北海道の会の成功です。その小さな核が私の職場です。私の組合でオリンピック札幌開催に中止を求める署名運動に取り組むことを決めました。看護師の闘いと連帯し、賃金問題だけでなく、戦争反対の社会的役割を果たす組合になるために闘いたい。

関西生コン弾圧粉砕

(写真 映画「棘2」 武建一委員長を追った映画「棘2 独白」が完成。杉浦弘子監督、プロデューサーの平林猛さんがアピール)

「棘2」の全国上映で世論喚起しよう
 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部書記次長 武谷新吾さん

 武委員長、湯川副委員長を奪還し、労働委員会では10連勝、奈良では解雇は撤回されて原職復帰になった。さらに国賠訴訟の高裁判決で逆転勝利し、反転攻勢に挑んでいます。大阪地裁、京都地裁が不当な有罪判決を出し、さらに大阪地裁で検察側は武委員長に8年という不当な求刑をしました。闘う労働組合の団結と反撃を恐れたのです。
 動労千葉、港合同、関西生コン支部の3労組共闘が発展し、全国労組交流センターの共同代表に就任するなど階級的労働運動の再生・発展に資本と権力が驚愕(きょうがく)しているのではないか。
 関西生コン支部は産別運動つぶし、労組つぶしに勝利するまで闘います。無罪判決を勝ち取り、組織拡大と現場行動、大衆行動で打倒します。武委員長の7・13判決公判の座り込み行動にぜひ結集していただきたい。「棘(とげ)2」を全国で上映し世論喚起をしていただきたい。
 11月集会までには関西生コンも組織拡大の目に見えた結果を出したい。

まとめ・団結ガンバロー

署名運動とパンフで裁判勝利しよう
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人 金元重さん

 毎年繰り返してきた全国集会ですが、今回はプランを練った2日間の集会となりました。私たちの運動がどこまで来ているのか、これから何をするべきかを明確にすることが大事だと思っていますが、昨日の討論集会に続いて今日の集会、非常に成功したのではないかと思います。
 7月2日の行政訴訟裁判について、葉山弁護士にわかりやすく明確に語っていただく時間を提供することもできました。
 労働運動の力で重要な裁判闘争を勝ち抜くためには署名運動、それから他の組合にこの闘争の現状を伝えていくということ、それをしないと法廷だけの闘争では勝てません。ぜひ署名頑張ってください。「闘争勝利まであと一歩」のパンフレットを活用してください。
 国鉄1047名解雇撤回、関西生コン支部弾圧粉砕、労組なき社会化を許すな、今こそ労働運動の再生を、団結してガンバロー!

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