飛躍かけ11月への闘い開始 日教組香川三観地区教職員組合委員長 片山元久

週刊『前進』04頁(3211号04面04)(2021/09/20)


飛躍かけ11月への闘い開始
 日教組香川三観地区教職員組合委員長
 片山元久


 今や政府は国会も開かず憲法を公然と踏みにじり、テレビではコロナで父子家庭の父親が自宅待機後、亡くなったことを報道しています。もはやこの国の権力者は、社会を崩壊させているとしか思えません。
 8月23日、私たちは観音寺市内で「いまこそ労働組合をつくろう」とのテーマで集会を開催しました。集会に向けて私たちは議論を重ね、まずは自分の職場・組合から第一歩を踏み出すこと、8・6ヒロシマの大勝利に続き、ただちに11月集会に向かって闘いを開始しようと一致しました。
 集会には初参加の同僚もいて、討論にもなりました。そして、まず私たちのこれまでのあり方を変え、もっと別の発想、つまり「カネと命が転倒している社会に対して、自らの作風をまずひっくり返そう」ということになりました。
 早速、26〜28日の星野絵画展(地元の観音寺で何と100人が結集!)、その夜の連続映画上映会。青年労働者とともに最低賃金が安すぎるとの異議申し出。そして、8月31日には県教育委員会と県人事委員会への申し入れを行いました。
 県教委に対しては「学校を休校に」「私たちの安全配慮義務を果たせ」「対面授業をさせるというなら危険手当を出せ」、県人事委に対しては「人事院勧告に従うな! 『凍結』しろ」「教職員の命や健康を守る勧告を県教委や県議会にしろ」と訴えました。早速、それを報じたビラを9月1日と6日に県内の学校職場に配布しました。
 一つ一つの闘いに全力を注ぎ、何としてもこの社会を人間が生きることのできる社会として取り戻したいと決意しています。ともに11月集会の大成功を!
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