天皇の来沖を許さない 青年・学生先頭にスタンディング

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週刊『前進』04頁(3267号02面03)(2022/10/31)


天皇の来沖を許さない
 青年・学生先頭にスタンディング

(写真 赤嶺知晃全学連委員長がマイクを握って訴えた【10月23日 那覇市】)

 改憲・戦争阻止!大行進沖縄は、天皇ナルヒトの来沖に抗議する反戦スタンディングを10月21、23日に闘いました。
 国民文化祭の開会式などに出席するために即位後初めて沖縄を訪れたナルヒトは、式典で「広く国民の間に沖縄に対する理解が一層深まる大会となるよう期待」と語りました。自らは「沖縄に寄り添う天皇」を演出しながら「理解不足の国民」像を描き、本土人民と沖縄の分断を狙う許しがたい発言です。ナルヒトは中国侵略戦争の切迫下における天皇の反革命的役割をはっきりと自覚したうえで、本土―沖縄を貫く反戦闘争を抑え込もうとしています。
 これに対して大行進沖縄は、安倍国葬粉砕闘争の地平を反戦闘争の高揚につなげようと訴え、連日の街宣と反戦スタンディングに臨みました。
 10月21日の国際反戦デーには沖縄市で、地元で働く青年労働者の仲間を中心にアピール。昼休みにキャンパス集会を打ち抜いた沖大学生自治会も駆けつけ、若い世代が先頭に立って打ち抜きました。
 23日の国民文化祭開会式当日は、那覇市の県庁前を制圧して大街宣を行いました。大行進沖縄呼びかけ人の水島満久さんや赤嶺知晃全学連委員長など、仲間が次々とマイクを握りました。元北中城村議会議員の宮城盛光さんは「うちなーぐち」で天皇制への怒りを爆発させ、11・6全国労働者集会に沖縄からも大挙して参加しようと訴えました。
(全学連・N)
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