杉並区議選 ほらぐち勝利へ総決起 「絶対反戦」訴え抜く

週刊『前進』04頁(3291号01面02)(2023/04/24)


杉並区議選
 ほらぐち勝利へ総決起
 「絶対反戦」訴え抜く

(写真 100人を超える区民、支持者を前に、ほらぐちともこ候補がJR荻窪駅北口で選挙戦の第一声を上げた【4月16日】)

(写真 ほらぐち候補の第一声に聴き入る支持者。冒頭から決戦の熱気があふれた【4月16日 JR荻窪駅北口】)


 4月16日、杉並区議会議員選挙が告示され、ほらぐちともこ区議が2期目に向けて立候補した。
 杉並区は定数48議席を争い、69人が立候補する大激戦だ。ほらぐち候補当選は、岸田政権の世界戦争突入を阻止する展望を大きく切り開く。絶対に負けられない。「杉並から戦争とめよう」を掲げ、ほらぐち候補は荻窪駅北口のタウンセブン前で第一声を発した。
 第一声の場には100人を超える支持者が詰めかけ、小集会の様相となった。ほらぐち候補は区民、支持者が見守る中、「私は地域、足元から戦争を止めていくために立候補しました。与野党のなれ合いで人々の怒りが裏切られ、結局は児童館廃止や駅前再開発で生活破壊が続く。原発汚染水放出のための教育に教員が動員され、自衛官募集業務に自治体労働者が協力させられて若者が戦場に送られる。社会を動かしている労働者、政治を最も奪われてきた若者、女性の力でこの社会を根本から変えたい。私はその先頭で闘います」と力強く決意を語った。
 第一声の直後、三里塚芝山連合空港反対同盟の宮本麻子さんが駆け寄ってほらぐち候補に花束を渡し、熱気にあふれた選挙戦本番が始まった。
 応援演説には、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人で弁護士の高山俊吉さん、動労千葉の川崎昌浩執行委員、三里塚反対同盟の萩原富夫さんが立ち、日本階級闘争と共にほらぐち候補が立っていることが示された(4面に発言要旨)。
 全国から結集した学生が街頭宣伝のスタッフを担い、街宣の場は他候補を圧倒して若いエネルギーにあふれている。学生運動や労働運動、市民運動を闘っているスタッフたちが道行く人々に次々話しかけ、街頭での議論を活発に行い、ほらぐち支持を決めていく。
 この日は区内各地の掲示板へのポスター貼り、電話かけも進められ、「杉並から戦争とめよう」の訴えが猛然と杉並中を駆けめぐった。街頭宣伝の場所取りに決起する学生を見かけた支持者がその熱意に驚き、差し入れを届けてくれることもあった。
 夕方には荻窪駅南口と北口で街頭演説。ほらぐち候補に声をかけてくる人が多数、投票を表明する人も複数出ている。4年間、議会の中で唯一、戦争絶対反対を貫いて闘ってきたほらぐち候補の実績は、強力な団結をつくってきた。
 期日前投票の割合は高まっており、毎日が「ほらぐちともこに決める」決戦の中で、ほらぐち候補の「絶対反対」の闘いと岸田政権への労働者人民の怒りが結びつき、戦争国会粉砕・岸田政権打倒の反戦のうねりが巻き起こっている。

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